特許
J-GLOBAL ID:200903033960400195

燃料電池・冷凍機一体システムとその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309636
公開番号(公開出願番号):特開平5-223389
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池・冷凍機一体システムにおいて、燃料電池セルから放出される熱を最大限に有効に回収し、活用する。【構成】 冷媒再生管4および低温再生器16,凝縮器17,吸収器18、蒸発器19により二重効用吸収式冷凍サイクルを構成し、蒸発器19より冷熱を得る。ここで、冷媒再生管4を燃料電池セル1に配置して、燃料電池セル1から発電に伴う熱を、冷却を兼ねて回収し、中間媒体を介さずに二重効用冷凍サイクル内の希吸収溶液に直接に与え、再生された水冷媒蒸気を水蒸気分離器B11で分離し、低温再生器16へ駆動熱源として供給する。これにより、中間媒体を用いた場合の熱交換および熱搬送に伴うエクセルギーの低下、熱損失を阻止して、それらを最小に抑え、燃料電池セル1からの排熱を最大限に回収して冷熱生成に利用する。
請求項(抜粋):
燃料電池と、該燃料電池の発電に伴って発生する熱を回収しこれを希吸収溶液の再生の駆動熱源として吸収式冷凍サイクルを駆動し蒸発器から冷熱を得る吸収式冷凍機と、からなる燃料電池・冷凍機一体システムであって、燃料電池を構成する燃料電池セル内部に冷媒再生管を配置し、該冷媒再生管に吸収式冷凍サイクル中の希吸収溶液の一部を導き、発電と同時に前記燃料電池セルより発生した熱を受け取って前記冷媒再生管内で再生された冷媒蒸気と濃縮された濃吸収溶液とを分離する気液分離器を設け、前記気液分離器で分離された冷媒蒸気を前記希吸収溶液の残部を再生する駆動熱源として導くことを特徴とする燃料電池・冷凍機一体システム。
IPC (3件):
F25B 15/00 303 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04

前のページに戻る