特許
J-GLOBAL ID:200903033960741804

自動変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114900
公開番号(公開出願番号):特開平6-331013
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、例えば自動車等の車両において用いられ、油圧を利用し摩擦係合手段のつかみ換えを実施してシフトチェンジを行なう自動変速機の変速制御方法に関し、エンジンブレーキ状態のようなエンジンのパワーオフ状態でアップシフト制御時に生じる負トルクショックを確実に軽減することを目的とする。【構成】 有効変速期間中、入力軸回転速度NT の変化率NT ’が予め設定された第1目標変化率NiA’となるように、入力軸回転速度NT に応じて結合側クラッチに対する油圧のフィードバック制御を行なうと同時に、入力軸回転速度NTの変化率NT ’が予め設定された第2目標変化率NiR’(|NiR’|≧|NiA’|)となるように、入力軸回転速度NT に応じて解放側クラッチに対する油圧のフィードバック制御を行なうように構成する。
請求項(抜粋):
低速段用摩擦係合手段の作動油圧を解放して係合を解除する一方、高速段用摩擦係合手段に作動油圧を供給して係合させ、入力軸の回転速度を低速段に相当する現回転速度から高速段に相当する目標回転速度に向けて変化させる自動変速機の変速制御方法において、該入力軸の回転速度が低速段に相当する現回転速度からずれる有効変速開始時点から、該入力軸の回転速度が高速段に相当する目標回転速度に到達する有効変速終了時点までの有効変速期間中、該入力軸の回転速度の変化率が予め設定された第1目標変化率となるように、該入力軸の回転速度に応じて該高速段用摩擦係合手段に対する油圧のフィードバック制御を行なうと同時に、該入力軸の回転速度の変化率が予め設定された第2目標変化率となるように、該入力軸の回転速度に応じて該低速段用摩擦係合手段に対する油圧のフィードバック制御を行ない、前記第2目標変化率の絶対値が前記第1目標変化率の絶対値以上に設定されていることを特徴とする、自動変速機の変速制御方法。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/06

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