特許
J-GLOBAL ID:200903033962855483
対話装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011662
公開番号(公開出願番号):特開2000-207214
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 従来の対話装置では、ユーザの感情判定のみに基づいて応答生成するに止まり、対話の内容を反映した応答特徴とならない。【解決手段】 対話処理手段17は、入力意味構造及び感情判定を基に応答出力の意味構造、応答パターンを決定し、応答のために必要な情報を取り出す。入力意味構造が明示的に情報を要求していれば、知識ベース12、情報サーバ10、個人情報格納手段9を参照し、情報を取得する。取得した情報を感情推論規則に当てはめ、個人プロファイル9a中の個人の嗜好と合わせてこの情報によるユーザの感情を推定する。この予想されるユーザの感情、及び、現在のユーザの感情を基に適切な応答パターンを選択し、出力意味構造を作成する。
請求項(抜粋):
ユーザにより入力された音声あるいは前記ユーザの表情等を通じて、前記ユーザと対話する対話装置において、前記ユーザの発する音声、顔画像及び言語情報を少なくとも入力する入力手段と、前記入力手段から入力された情報の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段により抽出された特徴と、予め格納されている感情判定用データとから前記ユーザの感情を判定する感情判定手段と、前記入力手段から入力された前記言語情報を解析し、意味構造を抽出する入力文解析手段と、話題に関連する情報を検索・取得する情報取得手段と、ユーザ毎の個人情報を格納している個人情報格納手段と、客観的事柄と感情とを関連付ける推論規則を格納している感情推論規則格納手段と、複数の応答パターンのインデックスを保持する応答パターン格納手段と、前記入力文解析手段により解析された入力言語情報の意味構造と、前記感情判定手段により判定されたユーザの感情と、前記情報取得手段から取得した関連情報と、前記個人情報格納手段から取得した個人情報と、前記感情推論規則格納手段から取得した感情推論規則を参照して、前記応答パターン格納手段から適切な応答パターンを選択し、応答文の意味構造を作成する対話処理手段と、前記対話処理手段により作成された意味構造から出力文を生成する出力文生成手段と、前記応答パターンに対応した応答特徴を格納している応答特徴格納手段と、前記出力文生成手段により生成された出力文と、前記対話処理手段により選択された応答パターンに応じて前記応答特徴格納手段から取得した応答特徴とに基づき、応答内容を生成する応答生成手段と、前記応答生成手段で生成した応答内容を出力する出力手段とを有することを特徴とする対話装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
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情報公開装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-235805
出願人:株式会社東芝
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