特許
J-GLOBAL ID:200903033971160137

セグメント組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244597
公開番号(公開出願番号):特開平9-088495
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 セグメント組立方法において、最後に組み立てられる両端テーパ付きのセグメントの挿入を容易にし、セグメントの損傷やシール材の破損、セグメントの組み立て精度の低下を防止できるとともに、組み上げられたセグメントリングを適正なリング形状にできるようにする。【解決手段】 組立セグメントの位置決めにおいて、A型セグメントA2〜A6を既設セグメントリング41Lの既設セグメントに合わせて位置決めし、A型セグメントA1,A7、B型セグメントB1,B2、K型セグメントKを既設セグメントリング41Lの既設セグメントに対して径方向外側方向にずらして位置決めする。組立セグメントのボルト仮締結において、A型セグメントA1,A7、B型セグメントB1,B2、K型セグメントKを、シールドジャッキ10を開放した時に自重により重力方向へ変位可能な程度のボルト締結力で締結する。
請求項(抜粋):
複数のシールドジャッキを有するシールド掘進機により地山を掘削してトンネルを構築するとき、組立セグメントを既設セグメントに対して位置決めし、その後前記シールドジャッキを伸ばして前記組立セグメントを前記既設セグメントに対して押し付け、この状態で前記組立セグメント及び前記既設セグメントにボルトを挿入して仮締結することにより、複数の組立セグメントを下方から上方へと組み立ててゆきセグメントリングを組み上げ、最後に前記ボルトを本締結して前記セグメントリングの組立を完成するセグメント組立方法において、前記複数の組立セグメントを下方から上方へと組み立ててゆくとき、最初に組立セグメントを前記既設セグメントに合わせて組み立てる第1工程と、この第1工程の後、組立セグメントを前記既設セグメントリングのセグメントに対して径方向外側にずらして組み立て、最後に両端テーパ付のセグメントを挿入して組み立てる第2工程とを有し、この第2工程においてセグメントを組み立てるとき、前記ボルトの仮締結の締結力を、前記シールドジャッキを開放したときにセグメントが自重により重力方向へ変位可能な大きさに設定することを特徴とするセグメント組立方法。

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