特許
J-GLOBAL ID:200903033977021414

球状部のある宝石はめ込み装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522883
公開番号(公開出願番号):特表平10-501441
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】円を形成する側壁を備えたボール部(14)を画定する宝石はめ込み台、前記ボール部の外面(15)に形成された反射コーティング、および前記ボール部に取り付けた宝石アセンブリ(18)を備えた宝石製品。前記宝石アセンブリは、一端の宝石(16)を保持する角(つの)状部、他端の前記ボール部に取り付けた軸部を有する取付部材を備えている。
請求項(抜粋):
請求項1.反射鏡面を形成する研磨済みの側壁を備えた断面が少なくとも一部円形の輪郭を持つ凹部を画定する宝石はめ込み台を有し、前記凹部は、宝石アセンブリを保持することができる穴を画定し、前記宝石アセンブリは、前記研磨済みの側壁から離隔された宝石を有し、そして、この宝石が、前記研磨済みの凹部の反射面よりも小さな光反射面を有することを特徴とする宝石製品。 請求項2.前記宝石アセンブリは、その内部に取り付けた宝石を一端で保持する角状部及び他端に軸部を備えた取付部材を有することを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項3.前記凹部が球の一部であることを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項4.前記凹部が切頭円錐台であることを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項5.前記凹部が部分円筒であることを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項6.前記宝石アセンブリは、ねじ付きの軸部であり、宝石が、前記軸部を内部に保持する盲穴を画定し、そして、前記軸部にナット手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項7.前記宝石アセンブリが、溝付きの宝石と前記凹部に一定の関係に前記宝石を保持するために前記溝にループされたワイヤ手段であることを特徴とする請求項1記載の宝石製品。 請求項8.側壁でボール部を画定する宝石はめ込み台を有し、前記ボール部の中心軸に沿って平面が交差するときに前記側壁が円弧を形成し、前記ボール部の表面に反射性のコーティングを形成し、および、前記ボール部に宝石アセンブリを取付け、この宝石アセンブリが、宝石を保持するための手段、この手段から伸長する軸部、および、前記ボール部に前記宝石アセンブリを固定する手段を備えた取付部材を有していることを特徴とする宝石製品。 請求項9.前記反射性のコーティングは、ロジウムであることを特徴とする請求項8記載の宝石製品。 請求項10.宝石製品において、側壁でボール部を画定する宝石はめ込み台を有し、前記ボール部の中心軸が平面により交差されるときに前記側壁が円弧を形成し、前記ボール部が中心孔を画定し、前記ボール部の凹表面に反射性のコーティングを形成し、および、前記ボール部に除去可能に宝石アセンブリを取り付け、この宝石アセンブリが、内部に取り付けた宝石を保持する角(つの)状手段、この角状手段から伸長する軸部、および、前記宝石製品に対し一定の位置に前記宝石アセンブリを保持するための前記軸部に取り付けたナット手段を有し、前記宝石が、円形の底部および頂部を有するように切断され、そして、前記底部と前記頂部に沿って小面刻みされていることを特徴とする宝石製品。 請求項11.a)ほぼ球形状に宝石を形成し、 b)宝石の頂部および底部が小面刻みされるように、前記球形状の円弧に沿ってカットされた複数の小面を有するように前記宝石に小面刻みをし、および、 c)この小面刻みされた宝石を、前記宝石製品に形成された円形で反射性の凹部に取り付ける、各ステップを有することを特徴とする宝石製品の製法。

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