特許
J-GLOBAL ID:200903033979789778

公開鍵暗号方法及び公開鍵暗号通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016707
公開番号(公開出願番号):特開平9-214482
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 解読の難しさが素因数分解の難しさと等価であり、かつ簡単な計算の付加情報で一意の復号を可能とし、さらに高速な復号化を可能とする。【解決手段】 鍵生成装置310は、2つの素数p,qを生成し、n=pqを求め、nを暗号化鍵として公開ファイル装置110に登録し、pとqを復号化鍵として復号化装置320で記憶する。暗号化装置210は、暗号化鍵nと平文Mにより、平文M=(mx,my)を楕円曲線by2≡x3+x(mod n)上で2倍した点C=(cx,cy)を暗号文とし、付加情報eをともに送出する。復号化装置320は、復号化鍵p,qにより、暗号文Cを楕円曲線by2≡x3+x(mod p,q)上で1/2倍し、候補Mi(i=1〜4)を求める。その際、4次方程式の解の公式を用いる。候補Miより付加情報eを用いて平文Mを選ぶ。
請求項(抜粋):
楕円曲線上の演算を利用した一意復号可能な公開鍵暗号方法であって、2つの素数p,qを生成し、n=pqを計算し、nを公開鍵の暗号化鍵、pとqを秘密鍵の復号化鍵とし、暗号化鍵nと平文M=(mx,my)から、平文M=(mx,my)を楕円曲線by2≡x3+x(mod n)上で2倍した点C=(cx,cy)を計算して、前記C=(cx,cy)を暗号文とし、かつ、一意復号のための付加情報eを求め、復号化鍵p,qと暗号文Cから、4次方程式の解の公式を用いて、暗号文C=(cx,cy)を楕円曲線by2≡x3+x(mod p,q)上で1/2倍して、平文の候補Mi(i=1〜4)を求め、付加情報eにより、候補Mi(i=1〜4)の中から平文Mを決定することを特徴とする公開鍵暗号方法。
IPC (2件):
H04L 9/30 ,  G09C 1/00 620
FI (2件):
H04L 9/00 663 A ,  G09C 1/00 620 A

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