特許
J-GLOBAL ID:200903033979892269

マイグレーシヨン処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-314049
公開番号(公開出願番号):特開平5-128004
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【構成】 ファイルシステムの各ユニットは磁気ディスク装置4及び磁気テープ装置5に格納されている。ユーザプログラム2から出力要求されたユニットが磁気ディスク装置4に無く磁気テープ装置5に有る場合、二段キャッシュ制御手段1は磁気ディスク装置4に空き領域が無ければそのユニットを拡張記憶装置13に格納し、テーブル7にライトバック要求を登録して処理を終了する。ユーザプログラム2と非同期に一定周期で起動されるマイグレーションプログラム9はテーブル7を参照し、磁気ディスク装置4に格納されている長期間使用されていないユニットを磁気テープ装置5に転送して空き領域を作り、拡張記憶装置13に格納されているライトバック要求にかかるユニットを磁気ディスク装置4に格納する。【効果】 ユニットを高速アクセス可能な拡張記憶装置に書き込んで出力要求処理を終了することにより、ユーザプログラムの待ち時間が短縮する。
請求項(抜粋):
大容量のデータを高速にアクセスすることが可能な拡張記憶装置とキャッシュメモリとを用いて二段キャッシュを構築し、磁気ディスク装置に対する入出力の高速化を図った情報処理装置におけるマイグレーション処理方式において、ユーザプログラムから出力要求されたデータが磁気ディスク装置に存在せず磁気テープ装置に存在し且つ磁気ディスク装置に空き領域がないとき、出力要求されたデータを拡張記憶装置に書き込むと共にマイグレーション要求テーブルに該データのライトバック要求を登録して出力要求処理を終了し、入出力要求処理と非同期に所定周期毎に動作するマイグレーションプログラムにより、磁気ディスク装置上に存在する長期間使用されていないデータを磁気テープ装置に転送して磁気ディスク装置に空き領域を確保すると共に、前記マイグレーション要求テーブルに登録されたライトバック要求に基づき、前記拡張記憶装置に書き込まれたデータを磁気ディスク装置に確保した空き領域に転送することを特徴とするマイグレーション処理方式。
IPC (3件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 12/00 501 ,  G06F 12/08 310

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