特許
J-GLOBAL ID:200903033989944828

ミクロカラム分離技術における試料導入を制御するための方法及びその方法を使用するサンプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101977
公開番号(公開出願番号):特開平7-012777
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】感度を上げることのできるサンプリング装置の提供【構成】試料が、電解質液チャネル(12)と試料の供給(13)と排出(14)のチャネルからなるサンプリング装置(3) 中へプラグとして注入される、キャピラリ電気泳動における試料導入方法及びその方法を使用する装置。供給(13)と排出(14)のチャネルは、各々の供給口(15)と排出口(16)で電解質液チャネル(12)中に放流する。口(15)と口(16)の間の距離は、幾何学的に試料体積(17)を規定する。電解質液チャネル(12)中への試料プラグの注入は、試料の最も低い電気泳動可動性を持つ成分が試料体積内に含有されているのに充分に長い程度に少なくともわたる時限にわたり供給(13)と排出(14)のチャネルにわたって電界を設けることにより、動電的に実施される。供給(13)と排出(14)のチャネルの、電解質緩衝液に関する流れ抵抗は、電解質液チャネル(12)のその流れ抵抗より少なくとも約5%低い。
請求項(抜粋):
電解液緩衝液と多少濃縮された試料がキャピラリチャネルシステムを通過して送られ、そして異なる電気泳動可動性を持つ成分からなる上記試料がサンプリング装置中へ試料プラグとして注入され、そのサンプリング装置は少なくとも電解質緩衝液のためのチャネルと上記試料のための供給チャネルと排出チャネルからなり、上記電解質チャネルと、上記試料のための供給チャネルと排出チャネルは互いに交わり、そして上記供給チャネルと排出チャネルの各々は上記電解質チャネルに対して傾斜しておりそしてその各々の供給口と排出口で上記電解質チャネル中に放流しており、上記供給口と上記排出口との間の距離は試料体積を幾何学的に決めている、ミクロカラム分離技術、特にキャピラリ電気泳動(CE)における試料導入を制御するための方法であって;上記試料の最も低い電気泳動可動性を持つ最も遅い成分が上記幾何学的に定義される体積内に含有されているのに充分に長い程度に少なくともわたる時限にわたり上記試料供給チャネルと排出チャネルにわたり電界を設けることにより、上記試料プラグの電解質チャネル中への注入が動電的に実施されることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G01N 27/447 ,  G01N 1/00 101 ,  G01N 1/10

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