特許
J-GLOBAL ID:200903033994886607

車両用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-266622
公開番号(公開出願番号):特開2002-081460
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 車両用軸受装置において、軸部を挿通穴に挿通する際に抜止め環部材は縮径されるので、取付け溝の軸方向の幅は抜止め環部材の断面径よりもわずかに大きく形成しており、軸部の挿入後に抜止め環部材が拡径されて抜止め環部材が段付き面に係合しても軸心方向のがたつきが残る。【解決手段】 抜け止め手段30を、ハブホイール1の車両アウタ側端面に、軸心6方向に沿う第一凹部31と、軸部4の車両アウタ側外周部に第一凹部31に対して径方向内側位置になる第二凹部32と、円周一部を第二凹部内で嵌着するよう縮径させられる環状の抜け止め部材33とから構成し、抜け止め部材33を第二凹部32の両側面に圧着させることで、軸部4がハブホイール1の軸心6方向に抜けるのを防止するとともにがたつくのを防止することができる。
請求項(抜粋):
車輪を取付けるためのハブホイールが、車体側に固定される複列転がり軸受に軸心回りに回転自在に支持され、前記ハブホイールを駆動軸に対して傾動可能に支持する等速ジョイントが設けられ、この等速ジョイントは、ハブホイールを駆動軸に対して傾動案内する案内玉群の軌道となる案内部に一体的に形成された軸部を有し、この軸部が前記ハブホイールに形成した挿通穴に対し車両インナ側からスプライン嵌合される車両用軸受装置であって、前記軸部がハブホイールに対して軸心方向に抜けるのを防止するための抜け止め手段が設けられ、この抜け止め手段は、ハブホイールの車両アウタ側端面に、軸心方向に沿って凹となるよう形成した第一凹部と、前記軸部の車両アウタ側外周部に第一凹部に対して径方向内側位置に形成されて第一凹部に隣合う第二凹部と、これら第一凹部および第二凹部に渡して装着されるとともに装着後に第二凹部内で軸心方向に厚みを増して第二凹部内に嵌着するよう円周一部が縮径させられる環状の抜け止め部材と、を備えたことを特徴とする車両用軸受装置。
IPC (4件):
F16D 3/224 ,  B60B 35/14 ,  F16B 21/16 ,  F16B 21/18
FI (4件):
F16D 3/224 A ,  B60B 35/14 U ,  F16B 21/16 Z ,  F16B 21/18 Z
Fターム (4件):
3J037AA08 ,  3J037BA01 ,  3J037BB06 ,  3J037JA13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車輪駆動用車軸ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-000624   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭48-084238
  • 特開昭62-283068
審査官引用 (7件)
  • 車輪駆動用車軸ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-000624   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭48-084238
  • 特開昭48-084238
全件表示

前のページに戻る