特許
J-GLOBAL ID:200903033998652686

孔食深さ算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017745
公開番号(公開出願番号):特開平5-215707
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 熱交換器や配管の局部腐食による孔食深さを、運転、通水を休止することなく、非破壊にて精度良く推定する。【構成】 熱交換器又は配管に複数の前記モニター装置を設け、各モニター装置の電流値より腐食生成物層の抵抗定数K2'を求める。孔食部の形状を例えば、半球とし、孔食半球表面で均一に腐食反応が進行するものとし、この反応抵抗定数K1 を予め実験で求めておく。このK1 ,K2'より腐食電流値を計算し、この電流値に基づく腐食量を積算することにより孔食深さ(半球の半径)を計算する。【効果】 孔食モニター装置で得られたデータの極値統計処理により、孔食深さを、高精度に算出することが可能とされる。
請求項(抜粋):
水系媒体に接する熱交換器又は配管等の金属部材の孔食深さを算出する方法であって、該水系媒体と小孔を介して連通する液溜部と、該液溜部内の液と接するように設けられた前記金属部材と同材質の金属片とを備え、該金属片の前記液溜部内の液と接する面の面積が前記小孔の開口面積よりも大きいモニター装置を用い、該金属片と前記金属部材とを電気的に接触させて、両者の間に流れる電流を測定して金属部材の孔食深さを算出する方法において、予め前記金属部材の腐食反応の抵抗定数を求めておくと共に、前記金属部材に複数の前記モニター装置を設け、各モニター装置の電流値及び前記金属部材の腐食反応の抵抗定数に基いて前記金属部材の腐食生成物の抵抗係数を求め、該腐食反応の抵抗定数と、腐食生成物の抵抗定数と、前記金属部材と水系媒体との接触により生じる電位差とに基いて孔食深さを算出することを特徴とする孔食深さ算出方法。
IPC (2件):
G01N 27/26 351 ,  G01N 17/00

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