特許
J-GLOBAL ID:200903034001229149
相変化型記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203544
公開番号(公開出願番号):特開平10-049914
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 オーバーライト時の温度上昇を、前の状態が結晶状態かアモルファス状態かによらず一定となるようにして、形成されるマークの幅を均一にし、マークの形成位置を正確に制御することを可能とする。これと同時に、記録・消去の繰り返しによる特性劣化を防止する。【解決手段】 相変化型記録媒体において、記録層の直下と直上のいずれか一方または双方の保護層を、0<x<0.50のZn<SB>(1-x)</SB>S<SB>x</SB>と、金属または半金属の酸化物、窒化物、フッ化物、炭化物、および硫化物から成る群から選ばれた少なくとも1種(ただし、金属が亜鉛のとき硫化物を除く)との混合物とする。【効果】 記録・消去の繰り返し特性に優れ、かつ、マークエッジ記録に適合した高密度記録を可能と出来る。
請求項(抜粋):
照射光の強度に応じて結晶状態と非晶質状態との間の相変化が可逆的になされる記録層と、この光記録層を支持する基板と、該記録層の直下と直上とに設けられた保護層とを備え、光照射によって情報の記録、消去、および再生を行う相変化型記録媒体において、該保護層のいずれか一方または双方の層が、Zn<SB>(1-x)</SB>S<SB>x</SB>と、金属または半金属の酸化物、窒化物、フッ化物、炭化物、および硫化物から成る群から選ばれた少なくとも1種(ただし、金属が亜鉛の場合、硫化物を除く)との混合物からなり、Zn<SB>(1-x)</SB>S<SB>x</SB>における硫黄の原子数の比率xが0<x<0.50であることを特徴とする相変化型記録媒体。
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