特許
J-GLOBAL ID:200903034007814159

発色性高分子構造体とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249410
公開番号(公開出願番号):特開平11-080379
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 顔料や染料で着色する必要がなく、あるいは、特別の処理工程やフィルムなどを必要とせずに、そのまま、発色材料として機能する高分子構造体を得る。【解決手段】 互いに非相溶性で屈折率の異なる2種以上のポリマーの相から構成されるミクロ相分離構造から成り、該ミクロ相分離構造の各相によって形成される格子間隔が可視光線の波長に対応している発色性高分子構造体。互いに非相溶性で屈折率の異なる2種以上のポリマー鎖が各々の末端で結合した分子量100,000 〜1,000,000 のブロックコポリマーと、該ブロックコポリマーの各ブロック鎖の一つと相溶性のあるホモポリマーの無秩序混合状態から温度低下または溶媒蒸発によりミクロ相分離構造を形成させることによって製造される。用いるホモポリマーの量を調整することにより同一のブロックコポリマーから異なる色を発現する高分子構造体を得ることができる。
請求項(抜粋):
互いに非相溶性で屈折率の異なる2種以上のポリマーの相から構成されるミクロ相分離構造から成り、該ミクロ相分離構造の各相によって形成される格子間隔が100nm〜700nmの範囲にあることを特徴とする発色性高分子構造体。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る