特許
J-GLOBAL ID:200903034009367974

個人被曝線量管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-287863
公開番号(公開出願番号):特開2000-137079
出願日: 1998年10月09日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】放射線管理区域内での作業中に、業務従事者が被曝線量当量値や残作業時間を容易且つ確実に把握できる個人被曝線量管理システムを提供する。【解決手段】この個人被曝線量管理システムは、無線交信式個人警報線量計1aと無線交信して、その線量計1aを携帯している業務従事者5の被曝線量当量値及び残作業時間のいずれかまたは両方が設定レベルに到達している場合に、少なくともその業務従事者5の氏名と設定レベルに到達している数値とを表示して、作業エリア7で作業している業務従事者5に目視でその状態を知らせる大型表示装置6を備えている。大型表示装置6に変えて音声による警報装置を備えるのも有効であり、音声による警報手段を大型表示装置6に追加して表示と音声とを併用するとより確実な管理システムとなる。
請求項(抜粋):
放射線管理区域内で作業する業務従事者が放射線管理区域内において被曝した放射線量を、被曝した放射線の線量当量値を計測する個人警報線量計と、業務従事者が管理区域を入退域する際にID番号や放射線被曝線量当量値等の個人データを個人警報線量計と授受する入退域管理装置と、個人データを集中管理する中央計算機等とを用いて管理する個人被曝線量管理システムにおいて、個人警報線量計が無線交信式個人警報線量計であり、無線交信式個人警報線量計と無線交信することによってその個人警報線量計を携帯している業務従事者のID番号と放射線被曝線量当量値とを読み取り、その放射線被曝線量当量値が基準値以上あるいは残っている作業時間が退域するのに必要な時間以内のいずれかの場合、または両方の場合に、少なくとも、その業務従事者の氏名と、放射線被曝線量当量値及び残作業時間のうちの前記場合に該当する数値とを作業位置あるいはそれに近い位置から目視できる大きさに表示させる表示装置が備えられていることを特徴とする個人被曝線量管理システム。
IPC (2件):
G01T 1/00 ,  G01T 1/02
FI (2件):
G01T 1/00 D ,  G01T 1/02 A
Fターム (2件):
2G088AA07 ,  2G088AA09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-010896
  • 特開平2-113399

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