特許
J-GLOBAL ID:200903034025730280

改良された化学発光試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-050628
公開番号(公開出願番号):特開2000-245499
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物により化学発光し、且つ長期間に亘ってその性能を保持することができる改良された化学発光試薬を提供する。【解決手段】 N,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体及びN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物からなる化学発光系、又はN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物及び特定アミノアルコール化合物からなる化学発光系に糖類及び/又は糖アルコール類を添加し凍結乾燥してなることを特徴とする改良された化学発光試薬。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、X・は前駆体ビスアクリジニウム塩の対アニオンから電子が移動した残基である酸ラジカルを示す。)で表わされるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、及び下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、R2 はメチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、アリール基はアルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、R1 及びR3 は、互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表わされるN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物を主成分とする化学発光系、又はこの化学発光系に、下記一般式(3)【化3】(上記一般式(3)において、Rは炭素数1〜5の二価の脂肪族炭化水素を表わし、mは1〜3の整数を表わす。)で表わされるアミノアルコール化合物を添加してなる化学発光系に、糖類及び/又は糖アルコール類を添加し凍結乾燥してなることを特徴とする化学発光試薬。
IPC (3件):
C12Q 1/28 ,  C09K 11/07 ,  G01N 21/76
FI (3件):
C12Q 1/28 ,  C09K 11/07 ,  G01N 21/76
Fターム (16件):
2G054AA02 ,  2G054AB10 ,  2G054CE01 ,  2G054CE10 ,  2G054EA01 ,  2G054GB01 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ22 ,  4B063QR41 ,  4B063QR43 ,  4B063QR44 ,  4B063QR50 ,  4B063QR57 ,  4B063QR66 ,  4B063QS02 ,  4B063QX02

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