特許
J-GLOBAL ID:200903034038426955

水中のアンモニウムイオン測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090366
公開番号(公開出願番号):特開平10-282083
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 フローインジェクション法により、アンモニウムイオン濃度の相対値が高濃度領域であっても測定誤差を最小限として、正確な測定値を得ることができる水中のアンモニウムイオン測定方法を提供することを目的とする。【解決手段】 高濃度領域にある試料水を希釈又は流量特性を利用して低濃度領域に移行してからフローインジェクション法によりアンモニウムイオンの濃度を測定し、希釈倍率により逆算を行って測定値を求めるようにした測定方法を提供する。希釈方法として、定流量ポンプで送り込まれる試料水と希釈水とをT型あるいはY型の接続部品を用いて混合・希釈する手段と、各定流量ポンプにポンプ回転数コントローラと制御機構を設けて、該制御機構に設定された希釈倍率の中から適切な倍率を選択してポンプ回転数コントローラに伝え、試料水と希釈水の各定流量ポンプの流量を制御する。
請求項(抜粋):
反応試薬を流路用細管中で流下させながら、該反応試薬中にアンモニウムイオンを含有する試料水を流体ポンプの駆動によって流入混合し、気化分離器によって液相から分離したガス成分を加熱酸化炉で一酸化窒素に転換した後、検出器により化学発光強度を検出して気相中のアンモニウムイオンを定量するようにしたフローインジェクション法による水中のアンモニウムイオン測定方法において、高濃度領域にある試料水を希釈装置により最適な希釈倍率で希釈することによって低濃度領域に移行してから前記フローインジェクション法によりアンモニウムイオンの濃度を測定し、希釈倍率により逆算を行って測定値を求めることを特徴とする水中のアンモニウムイオン測定方法。
IPC (3件):
G01N 31/00 ,  G01N 21/76 ,  G01N 35/08
FI (3件):
G01N 31/00 G ,  G01N 21/76 ,  G01N 35/08 C

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