特許
J-GLOBAL ID:200903034040218170
音源分離方法、装置及び記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252312
公開番号(公開出願番号):特開平10-313497
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 正確に分離でき、かつ実時間処理を可能とする。【解決手段】 マイクロホン1,2の出力チャネル信号L,Rから、音源からの音響信号がマイクロホン1,2に到達する時間差Δτを検出し、信号L,Rを、フーリエ変換により各周波数帯域L(f1)〜L(fn),R(f1)〜R(fn)に分割し、L(f1)〜L(fn)とR(f1)〜R(fn)の対応帯域のマイクロホン1,2への到達時間差Δτ<SB>i </SB>(i=1,2,・・・n)と、信号レベル差ΔLiとを検出し、L(f1)〜L(fn),R(f1)〜R(fn)をfi<1/(2Δτ)の低域と、1/(2Δτ)<fi<1/Δτの中域と、fi>1/Δτの高域にわけ、低域ではΔτ<SB>i </SB>により、中域ではΔLiとΔτiとにより、高域ではΔLiによりL(fi)、R(fi)が何れの音源から到来したか判定して音源別に出力し、この出力を各音源別に逆フーリエ変換して合成する。
請求項(抜粋):
互いに離して設けられた複数のマイクロホンを用いて、複数の音源から少なくとも1つの音源を分離する音源分離方法であって、上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、複数の周波数帯域に分割する帯域分割過程と、上記帯域分割過程で分割された各出力チャネル信号の各同一帯域ごとに、上記複数のマイクロホンの位置に起因して変化する、マイクロホンに到達する音響信号のパラメータの値の差を、帯域別チャネル間パラメータ値差として検出する帯域別チャネル間パラメータ値差検出過程と、上記各帯域の帯域別チャネル間パラメータ値差にもとづき、その帯域の上記帯域分割された各出力チャネル信号の何れがいずれの音源から入力された信号であるかを判定する音源信号判定過程と、上記音源信号判定過程の判定にもとづき、上記帯域分割された各出力チャネル信号から、同一音源から入力された信号を少なくとも1つ選択する音源信号選択過程と、上記音源信号選択過程で同一音源からの信号として選択された複数の帯域信号を音源信号として合成する音源合成過程とを有することを特徴とする音源分離方法。
IPC (6件):
H04R 3/00 320
, G01S 5/18
, G10L 3/02 301
, G10L 7/04
, G10L 9/00
, H04S 7/00
FI (6件):
H04R 3/00 320
, G01S 5/18
, G10L 3/02 301 E
, G10L 7/04 A
, G10L 9/00 H
, H04S 7/00 Z
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