特許
J-GLOBAL ID:200903034041186140

オルタネータの駆動プーリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324922
公開番号(公開出願番号):特開平6-146340
出願日: 1992年11月09日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】[目的] 建設機械のエンジンに取付けているオルタネータの従来技術の駆動プーリ装置では、エンジン回転をハイアイドル回転にしていると、オルタネータが所定の発電特性を発揮する。しかしエンジンをローアイドル回転にして長時間運転すると、オルタネータの発電特性が低下してバッテリ上がりをおこすことがあった。この問題点を解決する。[構成] 本発明の駆動プーリ装置では、オルタネータの駆動プーリのV溝幅寸法を変えられるように内側と外側のプーリ体に分割し、またエンジン付近に制御モータをそなえた調整用アクチュエータを配置し、エンジン回転数センサからの信号に基づきコントローラから上記調整用アクチュエータの制御モータに指令信号を出力することにより、上記外側のプーリ体を作動せしめて駆動プーリの有効径を調整するようにした。
請求項(抜粋):
建設機械に搭載したエンジンの回転数をアクセルレバー装置,モード切換スイッチ等の操作によりコントローラを介して変えられるようにし、またエンジンの回転をプーリベルトを介してオルタネータの駆動プーリに伝達するようにし、かつオルタネータの有効プーリ径を変えられるように分割形に形成している駆動プーリ装置であって、オルタネータの駆動プーリのV溝の幅寸法を変えられるように内側のプーリ体と外側のプーリ体に分割し、内側のプーリ体はオルタネータの駆動軸に固定し、外側のプーリ体はオルタネータの駆動軸軸心方向に調整移動できるように形成し、またエンジン付近に制御モータをそなえた調整用アクチュエータを配置し、その調整用アクチュエータと上記外側のプーリ体をプッシュプルケーブル,リンク等を介して連結し、エンジン回転数センサからの信号に基づきコントローラから上記調整用アクチュエータの制御モータに指令信号を出力することにより、上記外側のプーリ体を作動せしめて駆動プーリの有効径を調整し、エンジン回転数の変動にかかわらずオルタネータの回転数を所定の定回転に調整するように構成したことを特徴とするオルタネータの駆動プーリ装置。
IPC (3件):
E02F 9/00 ,  F02B 67/06 ,  F16H 9/12

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