特許

J-GLOBAL ID：200903034043992268

重金属含有灰の処理方法

発明者： 伊藤 一郎 ,  堀 好弘 ,  内保 顕
出願人/特許権者： 栗田工業株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-062942
公開番号（公開出願番号）：特開平10-249316
出願日： 1997年03月17日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 重金属含有灰の種類や性状の如何に関わらず、また、pH調整剤を併用することなく、少量の固定化剤の添加で、容易かつ安価に処理して、重金属含有灰からの重金属の溶出を確実に防止する。【解決手段】 重金属含有灰に、水、キレート剤及びでんぷん、或いは更にリン酸系重金属固定化剤を添加して混練することにより、重金属を固定化する。【効果】 キレート剤、或いは、キレート剤とリン酸系重金属固定化剤を重金属含有灰中の重金属と反応させて水難溶性化合物として固定化する。でんぷんは、6個のグルコース基を単位とした螺旋構造を有しており、生成した難溶性化合物、或いは、未反応の重金属を直接、吸着ないし螺旋構造に取り込むことで重金属の固定化効果をより一層安定化させる。

請求項（抜粋）：

重金属含有灰に水、キレート剤及びでんぷんを添加して混練することにより重金属含有灰中の重金属を固定化することを特徴とする重金属含有灰の処理方法。

IPC (2件)：

B09B 3/00 ,  A62D 3/00 ZAB

FI (2件)：

B09B 3/00 304 G ,  A62D 3/00 ZAB