特許
J-GLOBAL ID:200903034048181918

金属又は樹脂円筒のエネルギー吸収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 利根川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188900
公開番号(公開出願番号):特開平10-019074
出願日: 1996年06月30日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 衝突エネルギーの吸収の安定化,緩和化とエネルギー吸収量のコントロールができ、かつ構造簡単で安価に実施できる金属又は樹脂円筒のエネルギー吸収構造を提供する。【解決手段】 中空円筒体1は一方の開口端側に外向き又は内向きに傾斜するトリガ2と、これに連接する中空円筒部3と、トリガ2と中空円筒部3に形成される溝4とからなり、中空円筒部3に形成される溝4は肉厚部5aを残したものからなる。軸荷重作用時にはトリガ2に曲げモーメントが作用し、かつ肉厚部5aに引っ張り力が作用し亀裂が生ずる。中空円筒体1はトリガ2側から外向き又は内向きに渦巻き状に巻回変形されエネルギーを吸収する。トリガ2の形状,溝4の形状等を適宜設定することによりエネルギー吸収量や荷重のピーク値,減速度を適宜変えることが自由にできる。
請求項(抜粋):
圧縮荷重を受ける金属製又はプラスチック製の中空円筒体のエネルギー吸収構造であって、前記中空円筒体の開口端に外側又は内側に傾斜して拡径又は縮径して形成されるトリガを設け、該トリガおよび該トリガに連接する中空円筒部に軸線方向に沿って複数本の溝を形成し、該溝のうち前記中空円筒部に形成される溝は前記中空円筒部の肉厚を貫通しないことを特徴とする金属又は樹脂円筒のエネルギー吸収構造。
IPC (2件):
F16F 7/12 ,  B62D 1/19
FI (2件):
F16F 7/12 ,  B62D 1/19

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