特許
J-GLOBAL ID:200903034055015160

シート状部材の保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-069386
公開番号(公開出願番号):特開2002-268234
出願日: 2001年03月12日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 回転体に巻き付けたシート状部材を、その巻き付け後に、シート状部材の巻き付け方向端部を保持する際に、回転体の回転によって生じる遠心力を有効に利用して、当該端部を確実に保持すると共に、シート状部材を緊張させることで、シート状部材の弛み等を防止する。【解決手段】 引張力Fは、F=(L4/L5)nβrω2cosθで表すことができ、cosθ≒1、(L4/L5)nβ=kとすると、F=krω2となる。この結果、係数kに相当する板ばね180の長さを調整要素とすることができ、設計の自由度を増すことができる。なお、必要であれば、重心位置を移動するようにしてもよい。
請求項(抜粋):
回転体の周面の一部に取り付けられた支点を境に、それぞれ相反する周方向へ延長された一対のアームを、前記回転体の回転によって生じる遠心力で前記支点を中心に回転させ、前記回転体周面方向へ接近する側の第1のアームに取り付けられたクランプ部により、回転体の周面に巻き付けられたシート状部材を保持するシート状部材の保持装置であって、前記回転体周面から離反する側の第2のアームに重心を設け、前記クランプ部とシート状部材との最大静止摩擦係数をμ1、シート状部材と回転体周面との最大静止摩擦係数をμ2、前記第1のアームにおける支点からクランプ部までの長さをL1、第2のアームにおける前記支点から重心までの長さをL2、前記アームにおける前記回転体の軸線方向の単位長さ当りの重量をm、前記回転体の半径をr、前記回転体の中心から重心位置までの距離をαr、前記回転体の静止状態で前記第1のアーム側の前記クランプ部によりシート状部材を押える向きに加わる与圧力をT0、前記第2のアームにおける前記支点から当該支点を中心とする回転により前記与圧力T0を付与する位置までの距離をL3、前記シート状部材の密度をc、シート状部材の厚さをtとし、前記回転体外周面に沿ってシート状部材を緊張する方向に移動させる引張力をFとしたとき、前記引張力Fが以下の(1)式の関係を満たすように、形状、材質並びに各部材の相対位置関係を定めることを特徴とするシート状部材の保持装置。【数1】ここで、ωは角速度である。
IPC (5件):
G03F 7/24 ,  B41C 1/00 ,  B41F 27/12 ,  B65H 5/12 ,  B65H 5/14
FI (5件):
G03F 7/24 G ,  B41C 1/00 ,  B41F 27/12 C ,  B65H 5/12 A ,  B65H 5/14 A
Fターム (19件):
2C020DA04 ,  2C020DA06 ,  2H084AA30 ,  2H084AE04 ,  2H084AE05 ,  2H084CC05 ,  2H097AA03 ,  2H097AA16 ,  2H097AB08 ,  2H097DB12 ,  2H097LA03 ,  3F101CA14 ,  3F101CB04 ,  3F101CB07 ,  3F101CC01 ,  3F101CC05 ,  3F101CC07 ,  3F101LA06 ,  3F101LB10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表昭56-501239
  • 特表昭56-501239

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