特許

J-GLOBAL ID：200903034058776871

プレス金型摺動性に優れた合金化溶融亜鉛めつき鋼板

発明者： 安 田 顕 ,  比 良 隆 明 ,  花 澤 利 健 ,  上 野 宏 昭 ,  芹 澤 義 久 ,  森 下 忠 晃 ,  佐 藤 和 良
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-284513
公開番号（公開出願番号）：特開平5-117831
出願日： 1991年10月30日
公開日（公表日）： 1993年05月14日
要約：

【要約】【構成】 めっき層中の鉄含有率が7wt%以上、12wt%以下、めっき層の3次元平均表面粗さSRaが0.7μm以上、1.4μm以下であって、下記の(1)式で定義される表面粗さの振幅確率分布の歪度Sが0.1以下、-0.3以上であるプレス金型摺動性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板。S=μ3 /σ3 (1)但し μ3 :振幅確率密度の3次のモーメントσ:振幅確率密度の標準偏差【効果】 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面形状の表面粗さと凹凸の対称性を特定の範囲に制御することにより防錆油、洗浄油等の潤滑効果を十分に発揮せしめプレス金型との摺動性を改善し、良好なプレス成形性、特に連続プレス成形性を得ることができる。また表面形状の制御が従来の製造プロセスの中で、めっきおよび合金化条件と調質圧延条件を調整すれば可能であることからコストアップすることなく実現できる。

請求項（抜粋）：

めっき層中の鉄含有率が7wt%以上、12wt%以下、めっき層の3次元平均表面粗さSRaが0.7μm以上、1.4μm以下であって、下記の(1)式で定義される表面粗さの振幅確率分布の歪度Sが0.1以下、-0.3以上であることを特徴とするプレス金型摺動性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板。S=μ3 /σ3 (1)但し μ3 :振幅確率密度の3次のモーメントσ:振幅確率密度の標準偏差

IPC (3件)：

C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40