特許
J-GLOBAL ID:200903034059963748

光学部品およびそれを使用した光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001000624
公開番号(公開出願番号):WO2001-057562
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月09日
要約:
【要約】光ファイバを使用する光通信システムにおいて、通信ビットレートの高速化、通信距離の長距離化によって、従来の波長分散補償方法では正確な通信ができなくなり、3次以上の波長分散補償が必要になると予測されている。しかし、3次の波長分散補償の十分な対策は提案されていない。本発明では、3次波長分散補償素子として、たとえば多層膜300を用い、多層膜には、信号光の入射する側から順に反射率が上昇する反射層を少なくとも4層(反射層305,304,303、302)設け、信号光に群速度遅延を生じさせ、3次の波長分散を補償する。多層膜の光路長としての厚みは、4分の1波長の整数倍にする。
請求項(抜粋):
光ファイバを通信伝送路に使用する通信システムに使用して波長分散(以下、単に、分散ともいう)を補償することが出来る光学部品であって、入射光の中心波長をλとして、入射光の中心波長の光に対する光路長(以下、単に、光路長ともいう)として考えたときの膜厚(以下、単に、膜厚あるいは膜の厚みともいう)がλの4分の1(λ/4)の整数倍である積層膜を少なくとも7層有する多層膜を有し、入射光に対して、前記多層膜が少なくとも4つの光反射層(以下、単に、反射層ともいう)を有するように形成されている多層膜を有することを特徴とする光学部品。
IPC (4件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18
FI (3件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26 ,  H04B 9/00 M

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