特許
J-GLOBAL ID:200903034062352075

超音波顕微鏡の画像分離方法、弾性表面波画像作成方法、および弾性表面波顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299325
公開番号(公開出願番号):特開平10-123110
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 鏡面反射による超音波のみ、弾性表面波のみ、または両者が合成されたものの各画像を作成し、画像上で鏡面反射による超音波と弾性表面波の干渉をなくしコントラストが明確な画像を得、さらに画像解釈が容易な画像を得る。【解決手段】 電気信号を超音波に変換する振動子14と試料表面に弾性表面波を生じさせる開口度の凹面部16を有する音響レンズ13を備え、バースト波信号を用いて振動子で超音波15を発生し、超音波を凹面部から試料に出射し、試料からの反射波を振動子でエコー信号18に変換して受信し、エコー信号を用いて試料の観察画像を作成し表示する超音波顕微鏡での方法である。エコー信号の波形幅よりも小さいゲート幅のゲートパルス36を作成し、ゲートパルスの位置を任意に設定することによりエコー信号の一部を任意に取り出し、当該一部のエコー信号で観察画像を作成する。
請求項(抜粋):
信号を超音波に変換する振動子と試料の表面に弾性表面波を生じさせる広い開口度の凹面部とを有する音響レンズを備え、バースト波信号を用いて前記振動子で超音波を発生し、前記超音波を前記凹面部から前記試料に出射し、前記試料からの反射波を前記振動子でエコー信号に変換して受信し、このエコー信号を用いて前記試料の観察画像を作成し表示部に表示する超音波顕微鏡における画像分離方法であり、前記エコー信号の波形幅よりも小さいゲート幅のゲートパルスを作成し、このゲートパルスの位置を任意に設定することにより前記エコー信号の一部を任意に取り出し、当該一部のエコー信号で前記観察画像を作成することを特徴とする超音波顕微鏡の画像分離方法。
IPC (3件):
G01N 29/24 501 ,  G01N 29/18 ,  G01N 29/22 501
FI (3件):
G01N 29/24 501 ,  G01N 29/18 ,  G01N 29/22 501
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-172748
  • 特開平1-172748
  • 特開平1-172748
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