特許
J-GLOBAL ID:200903034065804350

光学式文字認識システムの2値化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129654
公開番号(公開出願番号):特開2000-011089
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】OCRシステムのテキストと背景の強度間の相対しきい値を推定する。【解決手段】ピクセル10の値と、これから所定距離に位置する複数のピクセルの値との差が、テキストと背景との強度差に対応する相対しきい値よりも大かどうかによってテキスト・ピクセルを決定し、テキストのカーネルを検出するために2つのピクセルに対応するレートで像をサブサンプリングし、複数ストローク幅の側面を有しテキストのカーネルを含むタイルでのみ、推定された絶対しきい値を使用して像ピクセルを2値化する。テキスト・ピクセルの決定は、分析されるピクセルについて、分析されるピクセルを中心としストローク幅Wに等しい半径を有する円12が行線、列線、及び45 ゚の角度を有する2つの線と交差する位置にある2つのピクセルの値と分析されるピクセルの値との差のいずれが相対しきい値よりも大きいかを検査する。
請求項(抜粋):
走査されたグレー・スケール像が、認識されるべきテキストを、複数の像ピクセルに対応する既知のストローク幅を有するストロークの形式で含む光学式文字認識システムにおいて、各ピクセルについて、そのピクセルの値と、そのピクセルから所定の距離だけ離れた複数のピクセルの値との差が、像のテキストと背景との強度差に対応する相対しきい値よりも大きいことを検査することによってテキスト・ピクセルを決定するステップと、テキストのカーネルを検出するために少なくとも2つのピクセルに対応するレートでグレー・スケール像をサブサンプリングするステップと、複数ストローク幅の側面を有し前記テキストのカーネルを含むタイルでのみ、前記タイル中で推定された絶対しきい値を前記タイルの各々で使用することによって、像ピクセルを2値化するステップとを含む、2値化方法。

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