特許
J-GLOBAL ID:200903034067976948

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-296564
公開番号(公開出願番号):特開2006-103630
出願日: 2004年10月08日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 本発明は各車輪の制動に回生ブレーキと摩擦ブレーキとを併用可能な車両の制動制御装置に関し、ディスクロータに発生した錆を早期に除去することにより錆に起因した制動力の低下や振動及び鳴きの発生を防止することを課題とする。【解決手段】 車輪の各々にインホイールモータと摩擦ブレーキとを設けており、制動時にインホイールモータによる回生制動力と摩擦ブレーキによる摩擦制動力とを併用する車両の制動制御装置であって、摩擦ブレーキのディスクロータに対する押し付け力を検出すると共にインホイールモータの電流値から車輪に対するトルクを求め(ステップ12)、ステップ12で検出された押し付け力とトルクとに基づきディスクロータの錆の発生を判定し(ステップ13)、ステップ13でディスクロータに錆が発生していると判定された時に回生ブレーキによる制動力の付与を停止し、優先的に摩擦ブレーキにより制動を行う(ステップ14)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の車輪の各々にインホイールモータと摩擦ブレーキとを設けており、 制動時に、前記インホイールモータが発生させる回生制動力と、前記摩擦ブレーキが前記車輪に設けられたディスクロータを押し付けることにより発生させる摩擦制動力とを併用する車両の制動制御装置であって、 前記摩擦ブレーキの前記ディスクロータに対する押し付け力を検出する押し付け力検出手段と、 前記インホイールモータの電流値から、前記車輪に対するトルクを求めるトルク検出手段と、 前記押し付け力検出手段で検出される前記押し付け力と、前記トルク検出手段で求められる前記トルクとに基づき、前記ディスクロータの錆の発生を判定する錆発生判定手段と、 前記錆発生判定手段により前記ディスクロータに錆が発生していると判定された時、制動実施時に前記インホイールモータによる制動力の付与を停止し、前記摩擦ブレーキにより制動を行う制動選択手段と を有することを特徴とする車両の制動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/17 ,  B60L 11/18 ,  B60L 15/00
FI (3件):
B60T8/17 C ,  B60L11/18 A ,  B60L15/00 Z
Fターム (26件):
3D046BB01 ,  3D046CC02 ,  3D046CC04 ,  3D046CC06 ,  3D046EE01 ,  3D046HH00 ,  3D046HH12 ,  3D046HH13 ,  3D046HH16 ,  3D046HH51 ,  3D046HH52 ,  3D046JJ16 ,  3D046KK11 ,  5H115PA08 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PO17 ,  5H115QE10 ,  5H115QI03 ,  5H115QI04 ,  5H115QI08 ,  5H115QI15 ,  5H115QN03 ,  5H115SE06 ,  5H115TO23
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平6-24908号公報

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