特許
J-GLOBAL ID:200903034073477007

リム組みタイヤのリムへの嵌合法及び嵌合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-276691
公開番号(公開出願番号):特開平10-119523
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 リム組み後の空気入りタイヤに嵌合状態の不適正による永久歪を残さない。【解決手段】 リム組みした空気入りタイヤ42内に使用内圧程度の空気を充填し、サイド部を押付けローラ36により強く押圧しながら空気入りタイヤ42を回転させ、ビード部46とリム22との嵌合状態を矯正する。次に空気入りタイヤ42内を高内圧とし、ビード部46とリム22との嵌合部に滞留している空気をビード背面とリムフランジ48との間に押し込める。次にビード部46を押圧し、前工程でビード背面とリムフランジ48との間に押し込められた高圧の空気をフランジ端付近から排出する。これにより、ビード部46とリム22とを隙間無く完全密着させることができ、嵌合不良による永久歪を空気入りタイヤ42に残すことがない。最後に空気入りタイヤ42内の空気圧を使用内圧に調整する。これにより、リムとの嵌合性の良いリム組み空気入りタイヤ42が得られる。
請求項(抜粋):
空気入りタイヤをリム組み後、使用内圧程度の空気を充填する工程と、前記空気入りタイヤの両サイド部をタイヤ軸方向内側に強く押圧しながら前記タイヤを回転させることによりビード部とリムとの嵌合状態を矯正する工程と、その後、空気をさらに充填し高内圧とすることによりビード部とリムとの嵌合部に滞留した空気をビード部背面とリムフランジとの間に高圧下に押し込める工程と、高圧下の前記空気入りタイヤの両ビード部をタイヤ軸方向内側へ押圧することにより、前記高圧下に押し込められた空気を排出し、嵌合状態を修正する工程と、空気圧を使用内圧に調整する工程と、からなるリム組みタイヤのリムへの嵌合法。

前のページに戻る