特許
J-GLOBAL ID:200903034079429080

車輌制御用コンピュータの異常発生時処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012711
公開番号(公開出願番号):特開平6-221218
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 システムに異常が発生した場合のデバッグ効率を向上させる。【構成】 正常時には発生しない割込み要因としてウオッチドッグタイマからの割込みが発生すると、異常の種類を識別するためのコード番号C1をスタックトップに書込み(S10)、ゼロ割算による割込みが発生すると、コード番号C2をスタックトップに書込む(S20)。また、未定義命令実行による割込みが発生すると、コード番号C3をスタックトップに書込む(S30)。そして、割込み発生アドレスをスタック領域の2番目、3番目のアドレスに書込むと(S40)、メインコンピュータにソフトウエアリセットをかける(S50)。このとき、上記スタック領域は初期化されずに異常発生に係わる情報が保存されており、メインコンピュータに例えばシリアルモニタなどの故障診断装置を接続し、スタックトップから順にデータを読出すことにより、容易に異常原因、異常発生アドレスを知ってデバッグ効率を向上することができる。
請求項(抜粋):
車輌を制御するためのコンピュータに、上記車輌の正常運転時には発生しない要因による異常割込みが発生したとき、異常発生に係わる情報をスタック領域の最上部から順に記録し、その後、上記スタック領域を初期化することなく上記コンピュータをリセットすることを特徴とする車輌制御用コンピュータの異常発生時処理方法。
IPC (2件):
F02D 45/00 372 ,  F02D 45/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-052638
  • 特開昭63-261449

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