特許
J-GLOBAL ID:200903034092673798

ビデオ・カメラの露光制御装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145428
公開番号(公開出願番号):特開平6-339067
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 ターレット絞り22を用いて正確な露光制御を行なう。【構成】 予備撮影が行なわれ,ターレット絞り22の絞り開口23を通してCCD4に被写体像が結像する。CCD4から出力する映像信号の輝度信号成分にもとづいて被写体輝度が測光される。EEPROM20には予備撮影において用いられる絞り値と本撮影において用いられる絞り値とが異なる場合の補正データがEEPROM20に記憶されている。予備撮影の測光値からシャッタ速度および絞り値が決定され,予備撮影と本撮影との絞り値が異なる場合には,対応する補正データがEEPROM20から読出され補正される。これにより,適正な露光制御が行なわれる。
請求項(抜粋):
あらかじめ定められた複数種類の異なる大きさの絞り開口を持ち,これらの絞り開口が切替自在である絞りを用い,撮像レンズおよび上記絞りの絞り開口を通って入射する光像を映像信号に変換して出力する固体電子撮像素子を備えたビデオ・カメラにおいて,上記固体電子撮像素子から出力される映像信号の輝度信号成分を撮影領域内に設定された測光領域にわたって積分して積分値を得る入射光量測定手段,上記絞りの複数の絞り開口のうちの一または複数の代表開口について測光値とこれに対応する積分値との関係を表わす測光値/積分値特性をあらかじめ記憶する特性記憶手段,予備撮影において,上記代表開口のいずれかを通って入射する光像に基づいて固体電子撮像素子から出力される映像信号について上記入射光量測定手段から得られる積分値を,上記特性記憶手段に記憶されているその代表開口についての測光値/積分値特性を参照して予備測光値に変換する測光手段,上記測光手段によって得られた予備測光値に基づいて,本撮影において使用すべき絞り開口とシャッタ速度との対を決定する露出決定手段,予備撮影において用いられる代表開口と他の絞り開口との間の測光値誤差を補正する補正値をあらかじめ記憶する補正値記憶手段,および上記露出決定手段によって決定された絞り開口が予備撮影において用いられたものであるときには上記露出決定手段によって決定されたシャッタ速度をそのまま採用し,予備撮影において用いられたものと異なるものであるときには上記補正値記憶手段に記憶されている対応する補正値を用いて上記露出決定手段によって決定されたシャッタ速度を調整するシャッタ速度補正手段,を備えたビデオ・カメラの露光制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-179433

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