特許
J-GLOBAL ID:200903034112494534

内燃機関のピストンクランク機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-316020
公開番号(公開出願番号):特開2002-129995
出願日: 2000年10月17日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 複リンク式のピストンクランク機構においてロアリンク6に起因する2次振動成分を低減する。【解決手段】 ピストン1に連結されたアッパリンク3と、アッパリンク3に連結されるとともに、クランクシャフト4のクランクピン5に連結されたロアリンク6と、ロアリンク6と偏心カム部10Aとを連結してロアリンク6の自由度を規制するコントロールリンク9と、を備える。コントロールシャフト10の回動位置によってピストン1の上死点位置ひいては圧縮比が変化する。ロアリンク6の重心Wは、第1,第2連結ピン7,8までの距離r1,r2よりもクランクピン5の中心までの距離rcが小となるように、設定される。望ましくは、クランクピン5の中心に合致する。重心Wがクランクピン5の中心に近いほど、2次振動成分およびさらに高次の振動成分が低減する。
請求項(抜粋):
ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、上記ロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関のピストンクランク機構において、上記ロアリンクの重心が、第1,第2連結ピンの各中心とクランクピン中心とを結んだ三角形の内側に存在し、重心からクランクピン中心までの距離rcが、重心から第1連結ピンの中心までの距離r1と、重心から第2連結ピンの中心までの距離r2と、の少なくとも一方よりも小さいことを特徴とする内燃機関のピストンクランク機構。
IPC (7件):
F02D 15/02 ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32 ,  F02B 77/00 ,  F16C 3/04 ,  F16C 7/06 ,  F16J 1/14
FI (7件):
F02D 15/02 C ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32 A ,  F02B 77/00 B ,  F16C 3/04 ,  F16C 7/06 ,  F16J 1/14
Fターム (15件):
3G092AA12 ,  3G092DD06 ,  3G092EA25 ,  3G092EA27 ,  3G092FA14 ,  3G092FA49 ,  3G092FA50 ,  3J033AA04 ,  3J033BA02 ,  3J033BA06 ,  3J033BA13 ,  3J044AA05 ,  3J044AA06 ,  3J044CA25 ,  3J044DA09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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