特許
J-GLOBAL ID:200903034116527950

熱交換器洗浄方法及び熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-047193
公開番号(公開出願番号):特開2000-249494
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 石炭ガス化ガスの精製装置における熱交換器のように、高温流体が熱交換で冷却されて固形物(例えば、塩化アンモニウム)が析出する熱交換器において、前記固形物を排除する洗浄処理を容易に行う。【解決手段】 低温流体(ガスA3)を一時的にバイパス流路4を経由させて流し、熱交換器1における低温流体の流通を停止する操作を一時的に行うことにより、熱交換器1における高温流体(ガスA1)の流通路内の温度(ガス温度又は壁面温度)を前記固形物の析出温度より一時的に高めて、前記固形物を高温流体中に例えば昇華させて排除する。
請求項(抜粋):
高温流体が流通する高温側流通路と、低温流体が流通する低温側流通路とを有し、これら流通路を隔てる伝熱壁を介して高温流体と低温流体との間で熱交換を行う熱交換器において、高温流体が前記熱交換によって冷却されることにより析出し、前記高温側流通路内に滞留した固形物を、前記高温側流通路内より排除するための熱交換器洗浄方法であって、前記低温側流通路内の低温流体の流通を停止するか、或いは前記低温側流通路内の低温流体の流量を絞る操作を一時的に行うことにより、前記高温側流通路内の高温流体又は壁面の温度を前記固形物の析出温度より一時的に高めて、前記固形物を高温流体中に昇華、溶解、又は融解させて排除することを特徴とする熱交換器洗浄方法。

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