特許
J-GLOBAL ID:200903034118502547
用紙重送検出装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-084820
公開番号(公開出願番号):特開平5-246575
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 検出器と被検出部材との相対位置調節が容易な重送検出装置を得る。【構成】 制御装置42によるパルスモータ50の制御により、まず、フォトカプラ38を、ローラ16がペーパガイド10の上面12に直接接触する状態でレバー18のアーム部20の端面44を検出する仮基準位置に移動させた後、1枚の用紙を介してローラ16とペーパガイド10とが接触する状態で端面44を検出する基準位置に移動させ、さらに、仮基準位置から基準位置への移動に要した駆動パルス数の1/2、すなわち用紙の厚さの1/2に相当する距離だけレバー18から離間した検出位置へ移動させる。用紙が1枚のみ送られた場合には、検出位置にあるフォトカプラ38がレバー18を検出せず、OFF信号を出力するが、2枚以上の用紙が重なって送られればフォトカプラ38がレバー18を検出し、その出力信号がON信号に変わり、作業者に用紙の重送が知らされる。
請求項(抜粋):
受け部材上を送られる用紙が2枚以上重なっていることを検出する用紙重送検出装置であって、前記受け部材上の用紙に接触可能な接触子と、その接触子と共に移動する可動部材と、それら接触子および可動部材を接触子が前記受け部材に対して接近離間する方向に移動可能に支持する支持部材と、その支持部材と前記可動部材との一方に取り付けられ、可動部材が支持部材上の設定位置まで移動したことを検出する検出器と、動力源を備え、前記受け部材,前記支持部材および前記検出器の少なくとも一つを移動させることにより前記可動部材と支持部材とのうち検出器が取り付けられていない側の部材と検出器とを相対移動させる移動装置と、その移動装置を、前記動力源の制御により、前記接触部が前記受け部材に直接または1枚の用紙を介して間接に接触した状態で前記可動部材が前記設定位置に達したことを前記検出器が検出する基準状態まで作動させ、その後、前記接触部が前記受け部材との間に挟む用紙が1枚である場合と2枚以上である場合とで前記検出器の出力信号が変わる検出状態となるまで作動させる移動制御装置とを含むことを特徴とする用紙重送検出装置。
前のページに戻る