特許
J-GLOBAL ID:200903034119850441

脂肪分低減乳清蛋白濃縮物とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-513248
公開番号(公開出願番号):特表2003-505097
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】本発明は、脂肪分低減乳清蛋白濃縮物(脂肪分低減WPC)と、脂肪分低減WPCを生成する製造方法に関する。本発明に係る方法は、乳清の固形含有物を濃縮してWPC中間体を得、該WPC中間体を水で希釈する工程を有する。水で希釈することにより、イオン強度を予め選定された値よりも低下させるとともに、希釈されたWPC中間体のpHを3.8〜5.0の範囲内に調整する。フロックが形成される適当な時間までpHを保持し、フロックを取り除いて脂肪分低減WPC上澄液を残留させる。得られたWPCにおける脂肪分含有量は4%以下、好ましくは1%以下である。この方法では、酸WPCから得られた一般的なWPCと同等の機能的特性を有する脂肪分低減WPCの粉末を甘味乳清から得ることもできる。加えて、この方法では、乳清蛋白分離物(WPI)と同等の機能的特性および組成を有する脂肪分低減WPCを酸乳清または甘味乳清から得ることもできる。
請求項(抜粋):
脂肪分が4%以下の脂肪分低減乳清蛋白濃縮物(WPC)を乳清から調製する方法であって、 乳清の固形含有物を濃縮してWPC中間体とする工程と、 前記WPC中間体を水で希釈してイオン強度を低下させる工程と、 希釈された前記WPC中間体のpHを3.8〜5.0の範囲内に調整する工程と、 pHを一定時間保持してフロックを形成させる工程と、 前記フロックを取り除いて脂肪分低減WPC上澄液を残留させる工程と、 を有することを特徴とする脂肪分低減乳清蛋白濃縮物の製造方法。
IPC (4件):
A23J 3/08 ,  A23C 9/142 ,  A23C 21/00 ,  A23J 1/20
FI (4件):
A23J 3/08 ,  A23C 9/142 ,  A23C 21/00 ,  A23J 1/20
Fターム (6件):
4B001AC05 ,  4B001AC45 ,  4B001BC04 ,  4B001BC08 ,  4B001BC13 ,  4B001BC99

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