特許
J-GLOBAL ID:200903034120985776

遠隔映像伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287930
公開番号(公開出願番号):特開平6-141320
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 テレビカメラを遠隔操作でき、しかも低速度のディジタル回線を用いて映像さらには音声を高品質に伝送する。【構成】 送信装置100のテレビカメラ190で撮像した映像およびマイクロホン191で集音した音声を符号化部140で低品質符号化し、ディジタル回線310を介して伝送する。受信装置では、受信符号を復号化部240で復号化して低品質の伝送画像を再生し、操作者はその画像を見ながら操作部260によりテレビカメラ190を遠隔操作する。送信装置100ではまた、映像および音声を符号化部150で高品質符号化を行い、それを蓄積部170に蓄えておき、映像および音声の収録後に低速度で受信装置200に送る。
請求項(抜粋):
ディジタル回線を介して接続された送信装置および受信装置を備え、上記送信装置は、撮像手段と、この撮像手段の動作を上記受信装置からの遠隔駆動信号により制御する駆動手段と、この撮像手段の出力信号を符号化する符号化手段と、この符号化手段の出力符号化データを上記ディジタル回線に送出する送信制御手段と、上記符号化手段および上記送信制御手段の動作を上記受信装置からの遠隔制御信号により制御する制御手段とを含み、上記受信装置は、上記駆動手段に遠隔駆動信号を送出する遠隔駆動手段と、上記制御手段に遠隔制御信号を送出する遠隔制御手段と、上記ディジタル回線を介して符号化データを受信する受信制御手段と、受信符号化データを復号化する復号化手段と、復号化された信号を表示する表示手段とを含む遠隔映像伝送装置において、上記符号化手段は、上記ディジタル回線の伝送速度以下の符号化レートで符号化する第一の符号化部と、上記ディジタル回線の伝送速度以上の符号化レートで高品質符号化する第二の符号化部と、この第二の符号化部の出力を一時的に蓄える蓄積手段と、上記受信装置からの遠隔制御信号により上記第一の符号化部の出力と上記蓄積手段に蓄えられたデータとのいずれかを選択して上記送信制御手段に供給する選択出力手段とを含み、上記復号化手段は、上記第一の符号化部により符号化されたデータを復号化する第一の復号化手段と、上記第二の符号化部により符号化されたデータを蓄える受信蓄積手段と、この受信蓄積手段に蓄えられたデータを上記ディジタル回線からのデータ受信後に読み出して復号化する第二の符号化部とを含むことを特徴とする遠隔映像伝送装置。

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