特許
J-GLOBAL ID:200903034123802656

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136705
公開番号(公開出願番号):特開平7-317838
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 振動に応じて防振特性を変えることができる防振装置を得る。【構成】 磁石3a、3bに対して電磁石4a、4bは磁石の磁界と反発する向きの磁界を発生する。その斥力により可動台1の位置は固定台2から距離dの空間を挟んだ位置となる。可動台1に荷重Wが加えられ固定台2との距離が左側で距離dより小さくなると、距離dを維持しようとする斥力が働く。電磁石4aのコイルに鎖交する磁石3の磁束が増加するため、コイルには電磁誘導によって誘導電流が発生し、この電流は斥力を更に強める。こうして、距離dの空間が維持され防振効果が得られる。また、電源5から電磁石4a、4bに供給する電流値を変更することで、防振特性を変更できる。
請求項(抜粋):
外部から加わる荷重の作用方向を向いた第1の面とその反対方向を向いた第2の面を有する第1の構造体と、この第1の構造体の少なくとも1部を囲む形状で、前記第1、第2の面に対してそれぞれ所定距離の空間を挟んで対向する第3、第4の面を有する第2の構造体とからなり、第1の構造体から第2の構造体、あるいは第2の構造体から第1の構造体へ振動が伝わることを防止する防振装置であって、第1の構造体は、前記第1、第2の面にそれぞれ第1、第2の磁石を有し、第2の構造体は、前記第1の磁石と対向する第3の面に設けられ、前記所定距離を決定し、かつ荷重の作用によるこの所定距離の縮小に対して所定距離を維持するような第1の磁石の磁界と反発する磁界を発生するコイルを備えた第1の電磁石と、前記第2の磁石と対向する第4の面に設けられ、前記所定距離を決定し、かつ荷重の作用によるこの所定距離の縮小に対して所定距離を維持するような第2の磁石の磁界と反発する磁界を発生するコイルを備えた第2の電磁石と、前記荷重に応じて設定値変更の可能な電流を前記第1、第2の電磁石のコイルに供給する電源とを有することを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
F16F 15/03 ,  H01F 7/18

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