特許
J-GLOBAL ID:200903034126623485

自動回収機構付き冷却液循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-379043
公開番号(公開出願番号):特開2002-181427
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 少量の冷却液を使用して熱負荷を効率よく冷却することができると共に、熱負荷及び外部配管中の冷却液を簡単かつ効率よく自動回収することができる、経済的かつ合理的で取り扱いも容易な自動回収機構付き冷却液循環装置を得る。【解決手段】 送り管4と戻り管5とを介してタンク2に接続された熱負荷3に該タンク2内の冷却液1を循環的に供給して冷却する冷却液循環装置において、その運転終了時に、上記送り管4内に回収用ガス管路31を通じて圧縮ガス供給源18からの圧縮ガスを供給することにより、上記送り管4と熱負荷3及び戻り管5内に滞留する冷却液をタンク2に還流させて回収すると共に、上記熱負荷3に対する冷却液1の供給及び回収により生じるタンク2内での液位の変化を、液位調整用ガス管路20から液位調整室15内に圧縮ガスを供給し又は排出して該液位調整室15から冷却液を押し出したり流入させたりすることにより、吸収させる。
請求項(抜粋):
温度管理された冷却液を収容するための密閉式タンク、上記タンクに送り管と戻り管とを介して接続された熱負荷、上記タンク内の冷却液を上記送り管及び戻り管を通じて熱負荷に循環的に供給するためのポンプ、底部で上記タンクの内部と連通する液位調整室、圧縮ガスを供給するための圧縮ガス供給源、上記圧縮ガス供給源と液位調整室とを結ぶ管路と、この管路中に接続された電磁弁とを有し、該電磁弁を切り換えて上記液位調整室に圧縮ガスを供給し又は排出することにより、冷却液を該液位調整室からタンク内に流出させ又はタンクから該液位調整室内に流入させてタンク内の冷却液の液位を調整する液位調整用ガス管路、上記圧縮ガス供給源と送り管とを結ぶ管路と、この管路中に接続された電磁弁とを有し、該電磁弁を切り換えて上記送り管へ圧縮ガスを供給することにより、該送り管と熱負荷及び戻り管の内部に滞留している冷却液を上記タンク内に還流させる回収用ガス管路、上記タンクの気相部に接続され、冷却液の液位調整時にこの気相部を外部に開放する電磁弁、上記タンク内に設けられて冷却液の液位を検出するレベルスイッチ、上記戻り管に接続されて該戻り管を流れる冷却液の流量を検出する流量計、上記ポンプ及び各電磁弁を制御する制御装置、を有することを特徴とする自動回収機構付き冷却液循環装置。
Fターム (6件):
3L044AA04 ,  3L044BA06 ,  3L044CA14 ,  3L044DB02 ,  3L044FA02 ,  3L044KA05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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