特許
J-GLOBAL ID:200903034131365125
マイクロミキサー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-010562
公開番号(公開出願番号):特開2003-210960
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 ミキシング流路に供給される複数の溶液が均一に混合され、又は混合に伴う化学反応が略完了した溶液を確実に生成する。【解決手段】 給液路16,18からミキシング流路26内へ導入された溶液L1,L2により形成される成層流同士の界面接触点をCPからミキシング流路26の終端までの流通方向に沿った長さである実効路長をPEF(m)は、PEF≧(VMAX×TMAX2)/DMINを満たすような長さに設定される。ここで、VMAXはミキシング流路26内に導入された溶液L1,L2の初期流速であって最大のもの、TMAXはミキシング流路26内における溶液L1,L2を均一に混合するための各溶液L1,L2の拡散方向に沿った拡散距離であって最大のもの、DMINはミキシング流路26内に導入された各溶液L1,L2の拡散速度であって最小のものをそれぞれ意味している。
請求項(抜粋):
流体を複数の供給口を通してそれぞれ1本のミキシング流路内へ導入し、これらの流体を薄片状の層流として流通させつつ、流体同士をその接触界面の法線方向へ拡散し、混合するマイクロミキサーであって、外部から供給された流体が一端部から他端部へ向ってそれぞれ流通する複数の流体供給路と、前記複数の流体供給路の他端部にそれぞれ開口し、前記流体供給路内における流体の流通方向と直交する所定の拡散方向に沿って互いに隣接するように配設され、かつ前記拡散方向に沿った開口幅が1μm以上で500μm以下とされた複数の供給口と、一端部が前記複数の供給口に接続され、該複数の供給口を通して導入された流体を他端部から吐出するミキシング流路とを有し、前記拡散方向に沿って互いに隣接する一対の前記供給口を通し前記ミキシング流路内へそれぞれ導入された流体層流の界面接触点から、ミキシング流路の終端までの前記流通方向に沿った実効路長をPEF(m)、前記ミキシング流路内にそれぞれ導入された各流体の初期流速であって最大のものをVMAX(m/秒)、前記ミキシング流路内における複数の流体を均一に混合するための各流体の前記拡散方向に沿った拡散距離であって最大のものをTMAX(m)、前記ミキシング流路内にそれぞれ導入された各流体の拡散速度であって最小のものをDMIN(m2/秒)とした場合、前記実効路長Lを、下記(1)式を満たすように設定したことを特徴とするマイクロミキサー。PEF≧(VMAX×TMAX2)/DMIN・・・(1)
IPC (3件):
B01F 5/00
, B01F 3/08
, B01J 19/24
FI (3件):
B01F 5/00 A
, B01F 3/08 Z
, B01J 19/24 Z
Fターム (13件):
4G035AB36
, 4G035AE13
, 4G035AE19
, 4G075AA03
, 4G075AA13
, 4G075BA01
, 4G075BB05
, 4G075BD22
, 4G075BD26
, 4G075DA02
, 4G075EB27
, 4G075EC09
, 4G075EE02
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