特許
J-GLOBAL ID:200903034132548932

筒内噴射用燃料噴射弁の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001626
公開番号(公開出願番号):特開平11-200991
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、取付作業性を向上させ、厳しい環境下でも優れたシールの信頼性が得られる筒内噴射用燃料噴射弁の取付構造を得る。【解決手段】 シールリング装着用溝16が、小径円筒部7のスリーブ35近傍に周方向に環状に形成されている。シールリング70は、ステンレスの薄板を軸方向に隔たった第1および第2側を有する環状に成形して形成され、その内周部の最小内径が、小径円筒部7の外径より小さく、かつ、装着用溝16の底面の外径より大きく構成されている。そして、シールリング70は、その内周部を装着用溝16内に遊嵌状態に納められて小径円筒部7に装着され、軸方向の押付力により、第1側で肩部14に当接し、かつ、第2側でスリーブ35の端面35aに当接して径方向内周側と外周側とに仕切ってシールしている。
請求項(抜粋):
ソレノイド装置を内蔵し、軸心に沿って燃料通路を有するハウジングと、このハウジングの一端に先端側を突出させて固着され、該ハウジングからの突出部の先端に燃料噴射孔を有する弁装置と、上記ソレノイド装置により作動されて上記燃料噴射孔を開閉するニードルバルブとを備えた筒内噴射用燃料噴射弁が、燃焼室に開口する小径孔およびこの小径孔に連なって外部に開口する大径孔からなるシリンダヘッドの燃料噴射弁挿入孔に、上記突出部を該小径孔内に納め、上記ハウジングの一端側を該大径孔内に納めるように挿入され、環状のシールリングが、上記小径孔と上記大径孔との連結部に形成される第1面とこの第1面に隙間を介して対向する上記ハウジングの第2面との間に介装され、軸方向の押付力により、上記筒内噴射用燃料噴射弁をシリンダヘッドに固定するとともに、上記シールリングを軸方向に縮ませて上記第1面と上記第2面との隙間を径方向の内周側と外周側とに仕切ってシールする筒内噴射用燃料噴射弁の取付構造において、シールリング装着用溝が、上記弁装置の上記突出部の上記ハウジング近傍に周方向に環状に形成され、上記シールリングは、弾性を有する金属の薄板を軸方向に隔たった第1および第2側を有する環状に成形して形成され、その内周部の最小内径が、上記軸方向の押付力の有無に拘わらず、上記突出部の外径より小さく、かつ、上記シールリング装着用溝の底面の外径より大きく構成され、その内周部を上記シールリング装着用溝内に遊嵌状態に納められて上記突出部に装着されて上記第1面と上記第2面との間に介装され、上記軸方向の押付力により、上記第1側で上記第1面に当接し、かつ、上記第2側で上記第2面に当接して上記隙間を径方向内周側と外周側とに仕切ってシールすることを特徴とする筒内噴射用燃料噴射弁の取付構造。
IPC (3件):
F02M 61/14 320 ,  F02M 61/14 ,  F16J 15/08
FI (3件):
F02M 61/14 320 A ,  F02M 61/14 320 P ,  F16J 15/08 D
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る