特許
J-GLOBAL ID:200903034134310763

適応データ転送率パケット通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265218
公開番号(公開出願番号):特開平6-204987
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 測定したデータ転送率を使用して送信器の能力を自動的に調節し、データ転送率を所定の限度内に収めるように適応データ転送率パケット通信方式を構成する。【構成】 ランダム、非ランダム雑音が存在する複合誤り通信路をガウス通信路に見えるように変換する。ディジタル誤り制御符号化、スペクトラム拡散、疑似乱数チップインターリーブ及び帰還技術が使用される。通信工程は、各フレームに対して動的チップ・ビット比率を生ずる。送信側と受信側との間の時間/距離要素、データ伝送率、定格チップ・ビット比率及びフレーム内のビット数を適切に選択することにより、高い処理量効率が得られる。
請求項(抜粋):
各ビットフレームが所定の長さを有するビットの記号列から成る複数のデータビットフレームを記憶させるための第1フレーム記憶手段と、該所定の長さよりも大きいビットの記号列から成る第1疑似乱数データを記憶させるための第1疑似乱数記憶手段と、第1入力のデータビットフレームを第2入力のチップ作成データビットフレームによって変調し変調済みのデータチップフレームを出力に提供するためのチップ作成手段であって、該データビットフレーム、該チップ作成データビットフレーム、及びデータチップフレームが該所定の長さを有するビットの記号列から成るチップ作成手段と、内部にデータ経路及び帰還路を有する通信路と、該データ経路に沿ってデータを伝送するデータ伝送器と、該帰還路からの帰還信号を受信する帰還信号受信器と、該帰還信号受信器によって受信される正しい認識確認信号を検知する検知手段と、奇数番号の最終データビットフレームが検出されるまで各奇数番号のデータビットフレーム用に所定の数のデータチップフレームを作成するために、該第1フレーム記憶手段内に順番に記憶された全ての奇数番号のデータビットフレームを該チップ作成手段の該第1入力に供給し、該第1疑似乱数記憶手段からの該疑似乱数データの連続ビット記号列を該チップ作成手段の該第2入力に供給することにより複数の奇数の変調済みチップフレームを作成するための奇数伝送キュー作成手段と、偶数番号の最終データビットフレームが検出されるまで各偶数番号のデータビットフレーム用に該所定の数のデータチップフレームを作成するために、該第1フレーム記憶手段内に順番に記憶された全ての偶数番号のデータビットフレームを該チップ作成手段の該第1入力に供給し、該第1疑似乱数記憶手段からの該疑似乱数データの連続ビット記号列を該チップ作成手段の該第2入力に供給することにより複数の偶数の変調済みチップフレームを作成するための偶数伝送キュー作成手段であって、各偶数の変調済みチップフレームは奇数の変調済みチップフレームを作成した後に作成される、偶数伝送キュー作成手段と、該奇数伝送キュー作成手段によって変調済奇数チップフレームが作成された後に変調済み奇数チップフレームを記憶させるための奇数伝送キュー記憶手段と、該偶数伝送キュー作成手段によって変調済偶数チップフレームが作成された後に変調済み偶数チップフレームを記憶させるための偶数伝送キュー記憶手段と、起動さた時、該奇数伝送キュー記憶手段からの各連続チップフレームを、正しい認識確認信号が該検知手段で検知されるまで伝送する第1伝送機能を有し、それに呼応して、正しい認識確認信号が検知されるまで該偶数伝送キュー記憶手段からの各連続チップフレームを伝送するための第2伝送機能を起動させ、該第2伝送機能が起動されると該第1伝送機能が再起動される伝送手段と、最初の奇数の変調済みチップフレームが該奇数伝送キュー記憶手段に記憶された後で該第1伝送機能を起動させる起動手段とから成るパケット通信装置。
IPC (2件):
H04L 1/00 ,  H04B 15/00

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