特許
J-GLOBAL ID:200903034136048284

熱可塑性組成物用のベンゾオキサゾリル系蛍光増白剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102836
公開番号(公開出願番号):特開平8-048814
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 ホスファイト安定剤の量が少なく、黄色度が低く、明るくさえた自然色をし、そして透明である熱可塑性組成物。【構成】 ベンゾオキサゾリル系増白剤化合物およびそれを含有する熱可塑性組成物が提供される。本熱可塑性組成物は、熱可塑性樹脂、低濃度で存在するホスファイト系熱安定剤、低濃度で存在する増白剤、および顔料からなる。この熱可塑性樹脂組成物は透明であるのが好ましい。本組成物は、高い透明度が要求される成形品やブロー成形品、たとえば熱可塑性のウィンドーのようなガラス材料の製造に有用である。本組成物は、低濃度のホスファイトおよび低濃度の増白剤と適度な濃度の顔料とを組み合わせて利用しているため、優れた外観、すなわち明るくさえた自然色と共に低い黄色度を示す。
請求項(抜粋):
(a)組成物の全重量を基準にして少なくとも80重量%の濃度で存在する熱可塑性樹脂、(b)組成物の黄色度値を大きく低下させるのに充分な濃度で存在する式【化1】[式中、R1 は各々が水素、ハロゲン、アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基およびシアノアルキル基より成る群の中から選択され、R2 は水素、炭素原子1〜6個のアルキル、炭素原子1〜4個のアルコキシ、またはハロゲンを表わし、R3 は水素、塩素、または炭素原子1〜4個のアルキルを表わし、R4 およびR5 は各々が独立して水素およびアルキル基の中から選択される]の増白剤化合物、(c)組成物の光学的白色度に対して実質的に影響を与えない量の青色顔料、ならびに(d)組成物の加水分解安定性を大きく低下させるには不十分な量のリン系熱安定剤化合物を含む着色された熱可塑性樹脂組成物。
IPC (6件):
C08K 5/45 KBW ,  C08K 5/524 KCB ,  C08L 67/02 KKB ,  C08L 69/00 KKL ,  C08L 69/00 KKM ,  C08L101/00
引用特許:
審査官引用 (19件)
  • 特開昭61-119283
  • 特開昭62-207337
  • 特開昭63-137961
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