特許
J-GLOBAL ID:200903034140146576

非線形光学素子及び非線形光学用構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243953
公開番号(公開出願番号):特開平6-095180
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 高速大容量情報処理を目的とする光情報処理装置の実現に必須とされる、非線形光学素子、すなわち光や他の電磁気学的物理量によって光信号を制御する機能を持つ素子を実現する。【構成】 光学活性物質の形状と特徴的サイズを、内部電場をその物質中の励起の重心運動の波動関数で展開したときの、ある特定の成分が特異的に増強するように設定することによって、ある特定の共鳴に対応する非線形光学応答が著しく増大するようにし、極めて大きな非線形効果を持つ光学活性物質の構造を得る。【効果】 物質サイズによる、内部電場の特定の成分の特異的な増大との関係で生じる非線形光学効果を利用することで、これを利用しない場合に比べて1万倍から10万倍の大きさの非線形効果が生じるため、小さな入力光強度でも、充分実用的な機能を果たす非線形光学素子が得られる。
請求項(抜粋):
光学活性物質、あるいはこれら物質よりなる光学活性な部分を含む構造体の光学活性部分の大きさが、前記物質の、あるいは前記光学活性部分の励起状態に共鳴するエネルギーを有する入力光に対する出力の非線形部分が前記大きさの変化に対してピーク値を取るサイズを中心とした、前記ピークの半値幅の2倍の幅を有するサイズ領域内に設定されたことを特徴とする非線形光学素子あるいは非線形光学用構造体。
IPC (2件):
G02F 1/35 ,  H01S 3/108
引用特許:
審査官引用 (1件)

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