特許
J-GLOBAL ID:200903034140830582

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-121032
公開番号(公開出願番号):特開2003-312215
出願日: 2002年04月23日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 ラッピング層及びビードフィラを排除した際にも、カーカスコードの破断損傷を抑制でき、タイヤ耐久性を維持しうる。【解決手段】 ビードコア5は、1本のゴム引きのビードワイヤ20を螺旋巻きしたワイヤ列21が複数段に重ねられ、かつゴム引きのビードワイヤ20を露出した断面矩形状のワイヤ巻回体22からなる。最上段Uの上面S1とトウ側側面S2とが80〜100 ゚の角度αで交わる頂部Jを有する。カーカス6のプライ本体部10は、前記頂部Jに直接に接するとともに、ビードワイヤ20の巻き終わり端20Eを、最上段Uかつ前記頂部Jよりもタイヤ軸方向外側に位置させた。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部に前記ビードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部を一連に設けたカーカスプライを有し、かつ前記ビードコアは、1本のゴム引きのビードワイヤをタイヤ軸方向に螺旋巻きしたワイヤ列が最下段から最上段まで複数段に重ねられ、しかも前記最上段の上面と、この上面に交わり前記プライ本体部に接するトウ側側面とが80〜100 ゚の角度で交わる頂部を有するとともに前記ゴム引きのビードワイヤを露出させた断面矩形状のワイヤ巻回体からなり、しかも前記プライ本体部は、前記頂部に直接に接するとともに、前記ゴム引きのビードワイヤの巻き終わり端を、最上段かつ前記頂部よりもタイヤ軸方向外側に位置させたことを特徴とする空気入りタイヤ。

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