特許
J-GLOBAL ID:200903034157304370

内燃機関のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188611
公開番号(公開出願番号):特開平10-018909
出願日: 1996年06月29日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 簡易な作業で隙間の充填が効率よくできるようにした内燃機関のシール構造を提供する。【解決手段】 シリンダヘッド2とシリンダ本体3との間に層状ヘッドガスケット5を配し、該両シリンダ部材に亘る前面1bにシール剤7を介してチェーンカバー4を組み付けた内燃機関のシール構造において、前記ヘッドガスケット5の一部シート層5aの端部を他のシート層5bより長くして前記両部材に亘る前面側周縁より突出させ、該突出基部に脆弱部5cを形成させた。組み付け時に、シート層5aがチェーンカバー4に圧接され、脆弱部5cから折れる。脆弱部5cから折れた端部片がシール剤7の充填空間に侵入するので、当量のシール剤7が充填空間の隅々まで流入され、密着性が良くなる。また、塗布むらもシール剤7が流動するのでカバーすることができ、作業性が良い。
請求項(抜粋):
層状ヘッドガスケットを介してシリンダヘッドとシリンダ本体とを組み付け、該両部材に亘る前面にシール剤を介してチェーンカバーを組み付けた内燃機関のシール構造において、前記層状ヘッドガスケットの一部シート層を他のシート層より外形を大きくして前記両部材に亘る前面側周縁より突出させ、該突出基部に脆弱部を形成させたことを特徴とする内燃機関のシール構造。
IPC (2件):
F02F 11/00 ,  F16J 15/08
FI (2件):
F02F 11/00 B ,  F16J 15/08 P

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