特許
J-GLOBAL ID:200903034161337274

減衰力可変型緩衝器およびこれに適する磁性流体流動制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174569
公開番号(公開出願番号):特開平8-035536
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 比較的小さな電力で所望の大きさの減衰力を発生することができるようにした減衰力可変型緩衝器の磁性流体流動制御機構を提供する。【構成】 作動油として磁性流体を用い、環状すき間42,52によって形成される磁性流体の流路に、電磁石47,57によって磁性流体の流れの方向に対して直交ないしはほぼ直交する方向の磁場を印加し且つ磁場を印加する部位を磁性流体の流れの方向において多数個所形成し、磁場を印加する部位における電磁石47,57のコア48,58の極部が直接ないしはほとんどギャップのない状態で磁性流体に接していて、磁性流体の磁場による粘性増加を利用するとともに磁場の磁性流体に及ぼす磁気力の作用を多段で利用することにより、磁性流体の流路に圧力差を生じさせる減衰力可変型緩衝器の磁性流体流動制御機構において、磁性流体の流路の複数箇所に、永久磁石109,119による磁場印加部を形成している構成とした減衰力可変型緩衝器およびこれに適する磁性流体流動制御機構。
請求項(抜粋):
作動油として磁性流体を用い、前記磁性流体の流路に、電磁石によって前記磁性流体の流れの方向に対して直交ないしはほぼ直交する方向の磁場を印加し且つ前記磁場を印加する部位を前記磁性流体の流れの方向において複数個所以上形成し、前記磁場を印加する部位における前記電磁石のコアの極部が直接ないしはほとんどギャップのない状態で磁性流体に接していて、前記磁性流体の磁場による粘性増加を利用するとともに前記磁場の磁性流体に及ぼす磁気力の作用を複数段以上で利用することにより、前記磁性流体の流路に圧力差を生じさせる磁性流体流動制御機構をそなえた減衰力可変型緩衝器において、前記磁性流体の流路の複数箇所に、永久磁石による磁場印加部を形成していることを特徴とする減衰力可変型緩衝器。
IPC (5件):
F16F 9/53 ,  C10M171/00 ,  C10N 20:00 ,  C10N 40:08 ,  C10N 40:14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-001833
  • 特開昭63-001833

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