特許

J-GLOBAL ID：200903034168966200

超大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた溶接用高張力鋼

発明者： 粟飯原 周二 ,  植森 龍治
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-344376
公開番号（公開出願番号）：特開平9-157787
出願日： 1995年12月06日
公開日（公表日）： 1997年06月17日
要約：

【要約】【課題】 本発明は入熱が500kJ/cm以上(例えば1500kJ/cm程度でも)の超大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた高張力鋼を提供する。【解決手段】 粒子径が0.01〜0.20μmのMg含有酸化物を1平方mmあたり40,000〜100,000個含み、且つ、粒子径が0.20〜5.0μmのTi含有酸化物とMnSとからなる複合体を1平方mmあたり20〜400個含む。重量%で、0.04≦C≦0.20,0.02≦Si≦0.15,0.6≦Mn≦2.0,P≦0.02,0.0020≦S≦0.0060,Al≦0.005,0.005≦Ti≦0.025,0.0020≦N≦0.0080,0.0002≦Mg≦0.0030,0.0005≦O≦0.0080を含有し、選択元素としてCu,Ni,Cr,Mo,Nb,V,Bの1種または2種以上を適量含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなることを特徴とする。γ粒成長抑制と粒内フェライト変態促進によりHAZ靱性を向上させる。

請求項（抜粋）：

粒子径が0.01〜0.20μmのMg含有酸化物を1平方mmあたり40,000〜100,000個含み、且つ、粒子径が0.20〜5.0μmのTi含有酸化物とMnSとからなる複合体を1平方mmあたり20〜400個含む鋼であることを特徴とする超大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた溶接用高張力鋼。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58

FI (4件)：

C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58