特許
J-GLOBAL ID:200903034171263929

自動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-303317
公開番号(公開出願番号):特開平5-143105
出願日: 1991年11月19日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 PI動作の自動制御装置に於いて、積分動作が過剰に行われないようにし、大きいワインドアップ現象が発生しないようにする。【構成】 目標値Rと制御量Yの値との差である制御偏差eに基づいて比例動作成分と積分動作成分とを含む操作量Uを決定し、この操作量Uを制御対象7に与え、制御対象7の作動を制御するPI動作の自動制御装置に於て、目標値ホールド手段13を設け、制御対象7に与える操作量Uが制御対象7に対する操作量の上限値に応じて定められたホールド値に達した時には目標値Rを現在値にホールドする。これにより制御偏差eが操作量Uを飽和させるにまでは大きくなることがなくなり、これにより何れの状態下にても操作量Uが飽和することがなくなり、操作量飽和中に過積分動作が発生することが未然に回避される。
請求項(抜粋):
目標値と制御量の値との差である制御偏差に基づいて比例動作成分と積分動作成分とを含む操作量を決定し、この操作量を制御対象に与え、制御対象の作動を制御する自動制御装置に於て、前記制御対象に与える操作量が当該制御対象に対する操作量の上限値に応じて定められたホールド値に達した時には目標値を現在値に維持する目標値ホールド手段を有していることを特徴とする自動制御装置。

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