特許
J-GLOBAL ID:200903034184015967

振動切削加工方法および振動切削加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217509
公開番号(公開出願番号):特開平7-068401
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 切削抵抗の減少,加工精度の向上,加工歪み低下を実現し得る振動切削加工方法および振動切削加工装置を提供する。【構成】 切削時に、第1および第2のアクチュエータ2,3によって、切削工具1に切削方向および切屑流出方向の振動を重畳して与える。このとき、動作制御手段8によって、第1および第2のアクチュエータ2,3の動作制御を行ない、切削工具1の動作における1つの周期内で、切削工具1が被削材に対して相対的に切削方向の正の速度成分を有する期間内で切屑流出方向の正の速度成分を有する期間を有し、切削工具1が被削材に対して相対的に切削方向の負の速度成分を有する期間内で切屑4aおよび仕上げ面から離れ、切削工具1は切屑4aから離れた状態で仕上げ面側に移動するようにその動作が制御される。
請求項(抜粋):
切削工具を被削材に対して相対的に振動させながら切削方向に移動させることによって切削を行なう振動切削加工方法であって、切削加工後に形成される仕上げ面に沿って切削を行なうための被削材に対する相対的な切削工具の移動方向でありかつ切削が進む方向を正の方向とする切削方向と、切削が行なわれることによって生成される切屑の流出方向でありかつ前記切屑が流出していく方向を正の方向とする切屑流出方向とによって規定される平面内で、切削時に前記切削工具と前記被削材との間に相対的に前記切削方向の振動と前記切屑流出方向の振動とを重畳して与えることによって、前記切削工具に周期的な動作を行なわせ、前記切削工具の動作における1つの周期内において、前記切削工具が前記被削材に対して相対的に正の速度成分を有する期間内で前記切屑流出方向の正の速度成分を有する期間を有し、前記切削工具が前記被削材に対して相対的に前記切削方向の負の速度成分を有する期間内で前記切屑および前記仕上げ面から離れ、前記切削工具は前記切屑から離れた状態で前記仕上げ面側に移動するようにその動作を制御することを特徴とする振動切削加工方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-048501

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