特許
J-GLOBAL ID:200903034185456010

酸化物核燃料のペレットスクラップのリサイクル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-251762
公開番号(公開出願番号):特開平11-023764
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 流動層反応炉を使用せずペレットスクラップを大量にリサイクルする方法を提供する。【解決手段】 U02 単独、またはプルトニウムの酸化物、ガドリニウムの酸化物、エルビウムの酸化物を含有するUO2 、であるペレットスクラップを熱処理炉で300 〜800 °Cの酸化性気体雰囲気下で酸化してU3O8再生粒子を生成し、このU3O8再生粒子が約10〜100 重量%で、残余がU02 単独、またはプルトニウムの酸化物、ガドリニウムの酸化物、エルビウムの酸化物を含有するUO2 の粉末である原料粉末を構成し、焼結助剤であるニオブ(Nb)、チタン(Ti)、リチウム(Li)、バナジウム(V) 、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)の酸化物または化合物を元素重量を基準として0.02〜2重量%程度前記原料粉末に添加、混合、成形した後、1500〜1800°Cの還元性雰囲気下で1〜20時間焼結して新しい核燃料ペレットを製造する。
請求項(抜粋):
U02 単独、またはプルトニウムの酸化物、ガドリニウムの酸化物、エルビウムの酸化物を含有するUO2 、であるペレットスクラップをリサイクルして新しい核燃料ペレットを製造する方法において、(a) ペレットスクラップを300 〜800 °Cの酸化性気体雰囲気下で酸化してU3O8単独の再生粒子、またはプルトニウムの酸化物、ガドリニウムの酸化物、エルビウムの酸化物を含有するU3O8の再生粒子とし、(b) 該再生粒子が原料粉末の約10〜100 重量%となるよう、新たなU02 単独の粉末、またはプルトニウムの酸化物、ガドリニウムの酸化物、エルビウムの酸化物を含有する新たなU02 の粉末と混合して原料粉末とし、(c) ニオブ(Nb)、チタン(Ti)、リチウム(Li)、バナジウム(V)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)の酸化物または化合物よりなる群より選ばれた1種または2種以上の焼結助剤を、元素重量基準で原料粉末に対して、0.02〜2重量%添加混合してグリーンペレットに成形し、(d) 該グリーンペレットを 1500 〜1800°Cの還元性雰囲気下で焼結することを特徴とするペレットスクラップのリサイクル方法。
IPC (2件):
G21C 3/62 ,  G21C 21/02
FI (4件):
G21C 3/62 M ,  G21C 3/62 F ,  G21C 3/62 K ,  G21C 21/02 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

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