特許
J-GLOBAL ID:200903034187962991

復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-300478
公開番号(公開出願番号):特開平5-136832
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 通信の伝送速度の高速化に伴うA/D変換器の負担を軽減し、且つ1バーストの演算量を減少させるとともに、1シンボル当りのサンプル数を減ずることに伴うタイミング誤差を小さくできる復調器を得ることを目的とする。【構成】 この発明に係わる復調器は、蓄積一括復調方式の復調器において、準同期検波された信号を入力とし、A/D変換し、1バースト分のデータを一旦メモリに蓄積し、上記メモリ蓄積データから搬送波を再生しその搬送波再生情報を用いてデータの周波数と位相の補正を行う搬送波再生部と、上記メモリ蓄積データからナイキスト点に近い最適位相点を推定するタイミング推定部と、上記最適位相点を用いて搬送波再生部出力の周波数と位相補正の行われたデータからデータを間引くサンプラと、上記最適位相点を用いて近似関数によりナイキスト点を推定するタイミング補間部と、上記のタイミング補間部で推定したナイキスト点を用いて上記のサンプラから出力されるデータのタイミングを補正するデータ補正部とを備えたものである。
請求項(抜粋):
準同期検波された信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、A/D変換されたデータを波形整形する受信フィルタと、波形整形されたデータを一旦蓄積するメモリと、上記のメモリ蓄積データから搬送波を再生しその搬送波再生情報を用いてデータの周波数と位相補正を行う搬送波再生部と、上記のメモリ蓄積データからナイキスト点に近い最適位相点を推定するタイミング推定部と、上記最適位相点を用いて搬送波再生部出力の周波数と位相補正の行われたデータからデータを間引くサンプラと、上記最適位相点を用いて近似関数により補間しナイキスト点を推定するタイミング補間部と、上記のタイミング補間部で推定したナイキスト点を用いて上記のサンプラから出力されるデータのタイミングを補正するデータ補正部と、上記データ補正部出力のデータを判定する判定器とを備え、1シンボル当りのサンプル数を減じ、それに伴うタイミング推定誤差を補間により小さくしたことを特徴とする復調器。

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