特許
J-GLOBAL ID:200903034190239109

基礎杭の先端根固め工法及び筒状基礎杭

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236340
公開番号(公開出願番号):特開平6-336726
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 杭径の大小に関係なく適用でき、大きな支持力及び引抜き抵抗力を得ることができ、かつ施工性に優れた基礎杭の先端根固め工法及び筒状基礎杭を提供する。【構成】 先端部に底板3及び中空連結部材15を介してアンカー板4を取り付けた筒状基礎杭2を、地盤1内に回転圧入する。アンカー板4の下面には、回転圧入に際し先端地盤を緩めるための攪拌部材としてフィン7を取り付けておく。所定深さで基礎杭2の内部より底板3、中空連結部材15、及びアンカー板4を通した圧入パイプ8より根固め材14を充填する。その後、圧入パイプ8を引き抜き、アンカー板4を根固め材14中に突出させた状態で硬化させ、拡大根固め部10とする。
請求項(抜粋):
筒状基礎杭の先端部を根固め材で固定する基礎杭の先端根固め工法において、前記筒状基礎杭の先端部に底板を設け、下面に攪拌部材を有するアンカー板を前記底板に対し、該底板を貫通するアンカーロッドを介して杭軸方向に移動可能に取り付けておき、該筒状基礎杭を前記アンカー板とともに地盤中に回転圧入して建込んで行き、前記底板及びアンカー板を貫通させた根固め材圧入パイプより根固め材を噴出させて基礎杭先端部の所定区間を根固め材で拡大充満させるとともに、根固め材圧入パイプで前記アンカー板を下方に押しつけた状態で、前記筒状基礎杭を前記アンカーロッドに設けた係止部が底板の上面に当接する位置まで引き上げ、続いて前記根固め材圧入パイプを抜き取り、前記アンカー板を根固め材中に突出させた状態で根固め材を硬化させることを特徴とする基礎杭の先端根固め工法。
IPC (2件):
E02D 5/44 ,  E02D 7/28

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