特許
J-GLOBAL ID:200903034197259270

熱交換器および冷媒蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-163138
公開番号(公開出願番号):特開2006-336953
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 流体流量の低い領域においても各段の熱交換チューブ21に均一に流体を分配する。【解決手段】 ターン側タンク部40内下側の集合側タンク空間40Aと上側の分配側タンク空間40Bとの間に、流通する流体の流れを絞る絞り孔43aを設け、絞り孔43aでの絞り量として、タンク空間40Bの流体通路断面積に対する絞り孔43aの面積を0.6〜0.85、絞り孔43aの偏心率として、タンク空間40Bの流体通路の内側幅寸法Aに対する熱交換チューブ21側タンク内面から絞り孔43aの中心までの寸法Bを0.35〜0.65とした。 これは、分配側タンク空間40Bに流入する流体の流れを絞ることにより、吹き上げる流速を大きくし、重力に対する吹き上げ力を大きくしている。また、上記の絞り量・偏心率とすることにより、流体流量の低い領域においても各段の熱交換チューブ21への流体分配性を向上させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部に流体が流れ、長手方向を略水平方向として略垂直方向に積層配置された複数本の熱交換チューブ(21)と、 前記複数本の熱交換チューブ(21)のうち下側略半数の一端側に接続した流入側ヘッダータンク部(30)と、 前記複数本の熱交換チューブ(21)のうち上側略半数の一端側に接続した流出側ヘッダータンク部(50)と、 前記複数本の熱交換チューブ(21)の他端側に接続したターン側ヘッダータンク部(40)を備え、 前記ターン側ヘッダータンク部(40)内下側の集合側タンク空間(40A)と上側の分配側タンク空間(40B)との間に、流通する流体の流れを絞る絞り孔(43a)を設け、 前記絞り孔(43a)での絞り量として、前記両タンク空間(40A、40B)の流体通路断面積に対する前記絞り孔(43a)の面積を0.6〜0.85とするとともに、 前記絞り孔(43a)の偏心率として、前記両タンク空間(40A、40B)の流体通路の内側幅寸法(A)に対する前記熱交換チューブ(21)側タンク内面から前記絞り孔(43a)の中心までの寸法(B)が0.35〜0.65、より望ましくは0.44〜0.6としたことを特徴とする熱交換器。
IPC (1件):
F28F 9/02
FI (1件):
F28F9/02 301D
引用特許:
出願人引用 (1件)

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